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ホスホパントテノイルシステインデカルボキシラーゼ

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ホスホパントテノイルシステインデカルボキシラーゼ(Phosphopantothenoylcysteine decarboxylase、EC 4.1.1.36)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

N-[(R)-4'-ホスホパントテノイル]-L-システイン パントテイン-4'-リン酸 + CO2
概要 ホスホパントテノイルシステインデカルボキシラーゼ, 識別子 ...

従って、この酵素の基質は、ホスホパントテノイルシステインのみ、生成物は、パントテイン-4'-リン酸二酸化炭素の2つである。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、N-[(R)-4'-ホスホパントテノイル]-L-システイン カルボキシリアーゼ (パントテイン-4'-リン酸形成)(N-[(R)-4'-phosphopantothenoyl]-L-cysteine carboxy-lyase (pantotheine-4'-phosphate-forming))である。他に、4-phosphopantotheoylcysteine decarboxylase、4-phosphopantothenoyl-L-cysteine decarboxylase、PPC-decarboxylase、N-[(R)-4'-phosphopantothenoyl]-L-cysteine carboxy-lyaseとも呼ばれる。この酵素は、パントテン酸及び補酵素Aの生合成に関与している。

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構造

2007年末時点で、3つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1MVL1MVN1QZUである。

出典

  • Brown GM (1958). “Requirement of cytidine triphosphate for the biosynthesis of phosphopantetheine”. J. Am. Chem. Soc. 80 (12): 3161-3161. doi:10.1021/ja01545a062.
  • BROWN GM (1959). “The metabolism of pantothenic acid”. J. Biol. Chem. 234 (2): 370-8. PMID 13630913.
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