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ボルタラ・モンゴル自治州
中華人民共和国の自治州 ウィキペディアから
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ボルタラ・モンゴル自治州(ボルタラ・モンゴルじちしゅう、モンゴル語: ᠪᠣᠷᠢᠲᠠᠯᠠ
ᠮᠣᠨᠭᠭᠣᠯ
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ᠵᠠᠰᠠᠬᠤ
ᠵᠧᠤ[1]、転写: Borotal-a Moŋɣol öbertegen jasaqu jėü)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区に位置する自治州。ボルタラはモンゴル語で銀灰色の草原を意味する。ウイグル語名ブルタラ。州府所在地はボルタラ市。
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ジュンガル盆地西南部に位置し、北部と西部はカザフスタン共和国と385キロメートルにわたって国境線を接する。東部はタルバガタイ(塔城)地区ウス(烏蘇)市、東北部はトリ(託里)県と隣接。南部はイリ・カザフ自治州のニルカ(尼勒克)県、グルジャ(伊寧)県、霍城県に隣接する。
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行政区画
2県級市・2県を管轄。
この他アラギーン・オール(阿拉山口)口岸行政管理区、新疆生産建設兵団農五師およびその11の団場を有する。
年表
ボルタラ・モンゴル族自治区
新疆省イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州
- 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州となる。
新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州
- 1959年1月16日 - ボルタラ県が精河県・温泉県に分割編入。(2県)
- 1962年11月7日 - 精河県・温泉県の各一部が合併し、ボルタラ県が発足。(3県)
- 1979年9月2日 - イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州がボルタラ・モンゴル自治州に改称。
ボルタラ・モンゴル自治州
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歴史
その昔はスキタイ人の遊牧地であった。その後は北方遊牧民族の活動区域となった。唐代はこの地に双河都督府を設け西突厥の遊牧地となった。元明代はオイラト・モンゴルが遊牧していた。清の乾隆年間、張家口からチャハル・モンゴル兵丁が進駐屯し、開墾と国境警備を担い、後にまたヴォルガ川流域から帰還したトルグート西部落が精河に駐牧した。中華人民共和国の成立後、1954年7月13日にボルタラ・モンゴル自治州は成立した。
民族
35の民族が居住し、モンゴル族が自治民族。総人口42.43万人の中で少数民族人口は約33%を占める。1万人以上の少数民族はモンゴル族、ウイグル族、カザフ族、回族など。
経済
2004年の州全体の国内総生産は36.9億元(農五師を含む)、前年より11.9%増。そのうち地方総生産は25.5億元で11.7%増。年間輸出入貿易総額は5.54億元、前年比96.8%増。従業員年平均収入1.1万元、前年比7.6%増。農牧民1人あたり純収入3904元、前年より10.8%(382元)増。
阿拉山口口岸は中国西北部唯一の鉄道(阿拉山口駅)・道路両方による国家一類口岸である。過貨量は全疆16の口岸全体の約90%、全国の陸路口岸中連続8年間第2位、満州里口岸に次ぐ。
脚注
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