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ポーツマス海軍造船所
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ポーツマス海軍造船所 (ポーツマスかいぐんぞうせんじょ、Portsmouth Naval Shipyard) は、アメリカ合衆国のメイン州キタリーにあるアメリカ海軍の造船所(海軍工廠)。ポーツマス海軍工廠 (Portsmouth Navy Yard) とも呼ばれる。
造船所はピスカタカ川の中洲にあり、名の由来となったニューハンプシャー州ポーツマス市は川を挟んだ対岸にある。
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概要
工廠は1800年に開設されており、アメリカ合衆国で最も古い海軍工廠の一つである。1814年には74門搭載の戦列艦「ワシントン(USS Washington)」が建造されている。また、1974年まではポーツマス海軍刑務所(Portsmouth Naval Prison)も併設されていた。
1905年にはセオドア・ルーズベルト大統領の仲介により、ポーツマス条約の交渉地となった。大日本帝国とロシア帝国の代表団は、ポーツマス市の隣のニューキャッスル(New Castle, New Hampshire)のホテルから、船で工廠に赴いて交渉を行った。2005年には調印100周年の記念式典が行われている。
2005年に一時、工廠の閉鎖が検討されたものの、従業員をはじめとする反対運動が行われ、閉鎖は撤回されることとなった。
2021年9月、アメリカ海軍は造船所インフラ最適化プログラム(Shipyard Infrastructure Optimization Program、SIOP)の一環として、ポーツマス海軍造船所の近代化に着手した[2]。
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脚注
外部リンク
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