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マメダオシ

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マメダオシ
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マメダオシ(豆倒し、学名Cuscuta australis)は、ヒルガオ科ネナシカズラ属に分類される一年草の一種。ダイズによく寄生して枯らすことから、この名がある[2]

概要 マメダオシ, 保全状況評価 ...
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特徴

マメ科などの植物に寄生する一年生のつる植物。蔓は細くて黄色く、宿主植物に巻き付く。花序は短く、花冠が約2mmの小さな白い花をつける。花期は、7-10月である。花は柄がなくて数個を束生し、花冠は五裂する。 直径3mmの球形の蒴果をつけ、熟すと不規則に裂ける。[2]

分布と生育環境

日本を含む東アジアオーストラリアに分布する。海岸や陽当たりの良い草地に生える。

分類

日本には同属の種が5種あり、中ではネナシカズラがもっとも普通である。本種はこの種に比べて蔓が遙かに細く、その色が黄色いことで区別できる。ただし、クロネナシカズラアメリカネナシカズラはその点では似ており、区別は花の細かい構造を見る必要がある。

保全状況評価

絶滅危惧IA類 (CR)環境省レッドリスト

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2007年以降の環境省レッドリストから絶滅危惧IA類に指定されている[1]

脚注

参考文献

外部リンク

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