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マリー・デュエム
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マリー・デュエム(Marie Duhem、結婚前の名はMarie Amélie Hortense Sergeant[1]、1871年3月18日 - 1918年7月9日)は、フランスの画家である。
略歴
パ=ド=カレー県のガンプスで生まれた。父親はレース製造の工場を経営していて、幼い頃から工芸品に親しんだ。絵画を、パ=ド=カレー県で活動していた、アドリアン・ドゥモン(Adrien Demont:1851-1928)に学んだ。ドゥモンとその妻で画家のヴィルジニー・ドゥモン=ブルトンは海岸の町ヴィッサン(Wissant)に邸を立てて住んでいて、その屋敷でマリーは後に結婚することになる画家のアンリ・デュエムと知り合った。1890年に2人は結婚し、パ=ド=カレー県の海岸の町カミエ(Camiers)に住み、その近郊の風景を描いた[2]。デュエム夫妻、ドゥモン夫妻や、この地域を訪れたジョルジュ・マロニエ(Georges Maroniez)、フランシス・タッテグラン(Francis Tattegrain)らを「ヴィッサン派」と呼ぶこともある[2]。
デュエム夫妻は熱心な美術品収集家でもあり、特にポスト印象派の作品を収集し、クロード・モネやポール・ゴーギャンの作品を収集した。[3] 後に彼らのコレクションは親族によって美術アカデミーに寄付され、パリのマルモッタン・モネ美術館に収蔵された。
フランス教育功労章を受勲し、1912年にレジオンドヌール勲章シュバリエを受勲した[1]。
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作品
- 橋のほとりのカフェ (c.1900)
- 田舎の庭
- 白い家
- 花瓶と白いマーガレット
参考文献
関連書籍
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