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マルオアマガサ
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マルオアマガサ(丸尾雨傘、学名:Bungarus fasciatus)は、コブラ科アマガサヘビ属に分類されるヘビ。特定動物。別名キイロアマガサ。
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分布
特徴
全長150-230cmで、アマガサヘビ属最大種。体色は黒で、黄色い横帯が入る。背骨が盛り上がっており、背中は三角形に見える。種小名fasciatusは「帯のある、横縞のある」の意。尾が丸みを帯びることが和名の由来。
毒
本種は強い神経毒を持つ。その神経毒は学名からブンガロトキシンと名づけられている。アマガサヘビ属の中では毒は弱いが、その大きさゆえに毒量は多い。治療を受けない場合の死亡率は1~10%とされる。[2]
生態
平地や低山地の森林、草原、水辺、農地に生息する。夜行性で昼間はネズミの掘った穴や、シロアリの古巣等で休む。食性は動物食で、小型哺乳類、小型鳥類、爬虫類、カエル等を食べるが、特に他のヘビ類を好んで捕食する。繁殖形態は卵生で、6-8月に1回に6-12個の卵を産む。 昼間は物陰でじっとしていることが多く大人しいが、夜間に活動中のものは危険である。
利用
本種は肉が美味であるため、広東料理では三蛇のひとつとされ、蛇スープなどの食材として利用されている。中国語では「金環蛇」または「金脚帯」と称される。
脚注
参考文献
関連項目
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