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マレーシア国営放送
マレーシアの公共放送 ウィキペディアから
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マレーシア国営放送(マレー語:Radio Televisyen Malaysia、略称:RTM)は、マレーシアの国営テレビ・ラジオ放送局。クアラルンプールに本部を置く。現在の局名はマレー語でのラジオ・テレビジョン・マレーシアだが、日本ではマレーシア国営放送と慣用的に呼ばれることも多い[1]。

概要
1946年4月1日に開局したラジオ・マラヤとしてマレーシア地域最初の放送局であり[2]、マレーシア建国後に現在の法人として1963年9月16日にラジオ・マレーシアとして設立 。1969年にテレビ放送が開始され、テレビとラジオ業務が合併し現在の局名となる[3]。
テレビは1984年、ラジオは1989年にTV3、Best FMなどの民放が設立されるまで、無料放送事業を独占的に提供していた。現在はテレビ6チャンネル、ラジオ34局、ネット放送RTMクリックを運営している[4]。公社であるBBCとは違い、政府(通信デジタル省)の一部門である[5]。ニュースや報道番組は局内の報道部が制作している。1961年設立のマレーシア最古のオーケストラ、RTM交響楽団(Orkestra RTM)を所有している。
NHKとともに、アジア太平洋放送連合(ABU)の常任理事機関である[6][7]。
放送
ラジオ
RTMは34のFM放送(全国6局、ローカル28局)を運営し「Radio RTM 」「Radio Malaysia」と総称されている。
全国放送
テレビ
RTMはTV1、TV2、Okey、Berita RTM、Sukan RTM、TV6の地上波6波を運営している。マレー語と英語が主要言語だが、6波のうち3波は非マレー語国民や中華系、インド系国民向けに地元の言語などで放送している。TV1とTV2はコマーシャルを流すがそれ以外のチャンネルでは流していない。
デジタルプラットフォーム
OTTサービス(ネット配信)としてRTMクリック(RTM Klik)を提供中[8]。PCやタブレット、スマートフォンなどのデバイス向けに配信している[9]。ウェブサイトではすべてのRTMの放送コンテンツや国会中継が提供されている[10]。
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関連項目
脚注
外部リンク
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