マーガレット・カーネギー・ミラー

マーガレット・カーネギー・ミラー（Margaret Carnegie Miller、1897年3月30日 - 1990年4月11日）は、実業家・慈善家のアンドリュー・カーネギーの唯一の子供であり、カーネギーの財産の相続人である^[1][2]。

マーガレット・カーネギー・ミラー
Margaret Carnegie Miller
マーガレット・カーネギー（1918年頃）
生誕	Margaret Cameron Carnegie (1897-03-30) 1897年3月30日 アメリカ合衆国 ニューヨーク市マンハッタン
死没	1990年4月11日(1990-04-11)（93歳没） アメリカ合衆国 コネチカット州フェアフィールド
配偶者	Roswell Miller, Jr. （結婚 1919年、離婚 1953年）
子供	4人
親	アンドリュー・カーネギー ルイーズ・ホイットフィールド・カーネギー

ニューヨーク市マンハッタンで1897年3月30日に生まれた。母はルイーズ・ホイットフィールド・カーネギーである。マーガレットが生まれた時、父は60歳、母は40歳だった。マーガレットという名前は、祖母（アンドリューの母）に因んだものである。

1919年4月22日、マーガレットはロズウェル・ミラー・ジュニア（Roswell Miller Jr., 1894-1983）と結婚した^[3]。結婚式はニューヨーク市のカーネギーの自宅で行われ、マーガレットと母が所属するブリック長老派教会のウィリアム・ピアソン・メリル牧師と、父が所属するマディソン街長老派教会のヘンリー・スローン・コフィン（英語版）牧師が司式した^[4]。その4か月後の8月11日に父が亡くなった。

ロズウェルとの間にはルイーズ、ロズウェル3世、バーバラ、マーガレットの4人の子供が生まれた^[5]。

ロズウェルとは1953年に離婚した。その際、アトランティック・ビーチ（英語版）の別荘はロズウェルに譲渡された^[6]。

マーガレットは、父が1911年に設立したニューヨーク・カーネギー財団の評議員を1934年から1973年まで務め、その後は終身名誉評議員となった^[7]。

マーガレットは、1990年4月11日にコネチカット州フェアフィールドの自宅において93歳で亡くなった^[1]。