トップQs
タイムライン
チャット
視点

マーチ・オア・ダイ

モーターヘッドのアルバム ウィキペディアから

Remove ads

マーチ・オア・ダイ』(March ör Die)は、イギリスバンドモーターヘッド1992年に発表した10作目のスタジオ・アルバム

概要 『マーチ・オア・ダイ』, モーターヘッド の スタジオ・アルバム ...
Remove ads

背景

クレジットには明記されていないが、「アイ・エイント・ノー・ナイス・ガイ」のみオリジナル・ドラマーのフィル・テイラーが参加した[7]。そして、大部分の曲でトミー・アルドリッジがドラムスを担当したが、「ヘルレイザー」(オジー・オズボーンのアルバム『ノー・モア・ティアーズ』で発表された曲の別ヴァージョン)には、正式な新ドラマーのミッキー・ディーが参加した[8][9]。なお、「ヘルレイザー」のモーターヘッド版は、映画『ヘルレイザー3』(1992年公開)のサウンドトラックで使用された[10]

「キャット・スクラッチ・フィーヴァー」はテッド・ニュージェントのカヴァーで[11]、この曲と「ヘルレイザー」は、2017年発売のカヴァー・コンピレーション・アルバム『アンダー・カヴァー』に再収録された[12]。「アイ・エイント・ノー・ナイス・ガイ」はレミー・キルミスターとオジー・オズボーンのデュエット・ボーカルによる曲で、スラッシュもゲスト参加した[11]

Remove ads

反響・評価

本作は1992年8月8日付の全英アルバムチャートで60位を記録するが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[6]。一方、ドイツのアルバム・チャートでは13週連続でトップ100入りし、最高21位を記録した[4]

Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「この英国の伝説的なバンドは、ラジオでかかることを意識するあまり、彼らの自由奔放なパワーと、頭蓋骨を砕くようなディストーション・サウンドの大部分を捨て去ってしまった」「モーターヘッドの作品中、特に不人気の作品であることは否定できず、レミーは即座に、より過激な1993年の傑作『バスターズ』へ路線変更した」と評している[11]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「今回はノイズ、スピードをセーヴし、意外やメロディを強調、ある意味では最も聴きやすい作品となった」と評されている[13]

収録曲

特記なき楽曲はレミー・キルミスターフィル・キャンベル、ワーゼルの共作。

  1. スタンド - "Stand" - 3:31
  2. キャット・スクラッチ・フィーヴァー - "Cat Scratch Fever" (Ted Nugent) - 3:52
  3. バッド・レリジョン - "Bad Religion" - 5:01
  4. ジャック・ザ・リッパー - "Jack the Ripper" - 4:39
  5. アイ・エイント・ノー・ナイス・ガイ - "I Ain't No Nice Guy" (Lemmy Kilmister) - 4:18
  6. ヘルレイザー - "Hellraiser" (Ozzy Osbourne, Zakk Wylde, L. Kilmister) - 4:35
  7. アサイラム・クワイアー - "Asylum Choir" - 3:40
  8. トゥー・グッド・トゥ・ビー・トゥルー - "Too Good to Be True" - 3:36
  9. ユー・ベター・ラン - "You Better Run" (L. Kilmister) - 4:51
  10. ネーム・イン・ヴェイン - "Name in Vain" - 3:06
  11. マーチ・オア・ダイ - "March ör Die" (L. Kilmister) - 5:41

参加ミュージシャン

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads