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ムーンライト計画

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ムーンライト計画けいかく)とは、1978年から1993年度間で実施された日本の省エネルギー技術研究開発についての長期計画である。

概要

オイルショックの経験を踏まえ、エネルギー転換・利用効率の向上、エネルギー供給システムの安定化、エネルギーの有効利用の各要素に関わる技術研究開発を目指して工業技術院により1978年から計画された。1992年までに1400億円が投じられた[1]。成果としては廃熱利用技術システム、電磁流体発電ガスタービンの改良、汎用スターリングエンジン燃料電池技術の開発、ヒートポンプの効率化などがあげられる[2]

当時開発されたガスタービンエンジンは中間冷却器、熱再生器を備え、世界最高水準の熱効率だった。その成果は現在の発電用ガスタービンに活用されている。開発エンジンは現在、日本工業大学付属の博物館に保存、展示されている。

サンシャイン計画が、新エネルギーの象徴として太陽をその名に付けていたのに対し、こちらは利用されない排熱等をわずかでも有効に利用する、月の光も惜しんで使おうという対照的な名を付けられている[3]

1993年にサンシャイン計画、地球環境技術開発を一体化したニューサンシャイン計画に統合された[1]

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主な成果

要約
視点
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脚注

関連項目

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