トップQs
タイムライン
チャット
視点
メデーア
コムーネ ウィキペディアから
Remove ads
メデーア(伊: Medea)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約1,000人の基礎自治体(コムーネ)。
Remove ads
名称
標準イタリア語以外の言語では以下の名を持つ。
地理
位置・広がり
ゴリツィア県北西部に所在するコムーネである。メデーアの集落は、モンファルコーネの北西約16km、県都ゴリツィアの西南西約16km、ウーディネの南東約23kmに位置し、州都トリエステからは北西約41kmの距離に位置する [6]。
コムーネは東西に長い領域を持つ。メデーアの本村はイウドリオ川の左岸(東岸)にあるが、西岸にもコムーネの領域が回廊状に伸びており、西端はトッレ川左岸(東岸)に達する。イウドリオ川の流路の一部は、メデーア本村の北西側でウーディネ県との県境となっており、川を隔てて約2kmの距離にキオブリス(キオプリス=ヴィスコーネ)の集落がある。また、この川はメデーア本村の南西側でロマンス・ディゾンツォとの境界ともなっている。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のUDはウーディネ県所属を示す。
- コルモンス - 北東
- マリアーノ・デル・フリウーリ - 東
- ロマンス・ディゾンツォ - 南
- サン・ヴィート・アル・トッレ (UD) - 西
- キオプリス=ヴィスコーネ (UD) - 北西
地勢
地勢は平坦であるが、メデーア本村の北に丘陵(132m)がある。
コムーネの中央にはトッレ川の支流であるイウドリオ川 (it:Judrio) が流れており、西端にトッレ川本流 (it:Torre (fiume)) が流れる。
気候分類・地震分類
メデーアにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona E, 2289 GGである[7]。 また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[8]。
主要な集落
メデーアの本村はイウドリオ川の左岸(東岸)にある。
コムーネの東北部にフォルナチ・カルチェ(Fornaci Calce)の集落があり、ボルニャノ(コルモンスの一地区)とも近い。コムーネの東部、SS305沿いにはポンテ・スル・ヴェルサ(Ponte Sul Versa)の集落がある。
Remove ads
歴史
社会
人口
人口推移

居住地区別人口
国立統計研究所(ISTAT)は居住地区(Località abitata)別の人口として以下を掲げている[3]。統計は2001年時点。
ISTATは人口統計上、家屋密度の高い centro abitato (居住の中心地区)、密度の低い nucleo abitato (居住の核となる地区)、まとまった居住地区を形成していない case sparse (散在家屋)の区分を用いている。上の表で地名がすべて大文字で示されているものが centro abitato である。「*」印が付されているのは、コムーネの役場・役所 la casa comunale の置かれている地区である。
Remove ads
文化・観光・施設
オーストリア領時代のフリウリ農村の面影を残す村で、17~18世紀に富豪たちが建てた屋敷が残る。
丘の上にある「すべての戦争犠牲者のためのモニュメント」(Monumento ai Caduti di tutte le guerre)は、1950年に建築家 Mario Baciocchi によって制作されたものである。
- Monumento ai Caduti di tutte le guerre
交通
道路
- 国道
- SS305 (it:Strada statale 305 di Redipuglia)
- 〔コルモンス西方 - ボルニャノ〕 - ポンテ・スル・ヴェルサ - 〔マリアーノ・デル・フリウーリ - グラディスカ・ディゾンツォ〕
- 県道
- SP6 :〔ボルニャノ〕 - メデーア - 〔ヴェルサ〕
- SP7 : メデーア - 〔フラッタ〕
- SP27 : 〔メデウッツァ〕 - メデーア西方
コムーネの東端をSS305が南北に走る。SP6は、北東のボルニャノ(コルモンス南部)でSS305と分かれ、メデーア本村を経て、南西のヴェルサ(ロマンス・ディゾンツォ西部)でSS252と合流する。このほか、メデーア本村を中心に、東南へSP7がフラッタ(ロマンス・ディゾンツォ北部)、北へSP27がメデウッツァ(サン・ジョヴァンニ・アル・ナティゾーネ南部)とを結んでいる。
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads