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モナ・リザ (バンド)

フランスのプログレッシブ・ロックバンド ウィキペディアから

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モナ・リザMona Lisa)は、フランスプログレッシブ・ロック・グループ。ロワレ県オルレアン出身。グループのメンバーは、ドミニク・ル・ゲネック、フランシス・プーレ、ジャン=ポール・ピアソン、パスカル・ジャルドン、ジャン=リュック・マルタンが挙げられる。

概要 モナ・リザMona Lisa, 出身地 ...

略歴

1973年にオルレアンで結成された[1]音楽プロデューサーにジャン=ミッシェル・ブレゾヴァール(アンジュのギタリスト)を迎え、ファースト・アルバム『脱出』をレコーディングし、1974年に発表した。ブレゾヴァールに伴って、グループはアンジュの前座を務めることとなった[1]。コンサート中にグループはアンジュのメンバーたちの影響で「バロック演劇化」のタッチを加えていき、ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスのタッチも加えていく[1]。さらに3枚のアルバム、『グレゴワール氏の小さなヴァイオリン』(1976年)、『限界世界』(1977年)、『Vers Demain』(1978年)を発表した後、グループは解散して、忘却の彼方へと沈んでいった[2]。アルバム『Vers Demain』はドミニク・ル・ゲネック抜きで制作され、ドラマーのフランシス・プーレがボーカルを担当することとなった。モナ・リザは、これにより芸術的および商業的な失敗を実感したという。

1998年、約20年間の活動休止の後、グループはドミニク・ル・ゲネックを中心にヴェルサイユというグループのメンバーのうち4分の3を集めて再結成し、アルバム『De l'ombre à la lumière』をリリースした。この編成で彼らはアメリカのフェスティバル「プログフェスト」にてコンサートを行い、そのイベントを収録した同名ライブCDが発売された。

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音楽スタイル

モナ・リザの音楽スタイルは、歌い方は大きく異なるものの、特にアンジュというグループに影響を受けている。モナ・リザは、その抒情性とインスピレーションに満ちた音楽で、1970年代フランスのプログレッシブ・ロックにその足跡を残すグループのひとつであり、成熟したアルバムとして『グレゴワール氏の小さなヴァイオリン』と『限界世界』を残している。

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『脱出』 - L'Escapade (1974年、Arcane)
  • 『しかめつら』 - Grimaces (1975年、Arcane)
  • 『グレゴワール氏の小さなヴァイオリン』 - Le Petit Violon de monsieur Grégoire (1976年、Crypto)
  • 『限界世界』 - Avant qu'il ne soit trop tard (1977年、Crypto)
  • Vers demain (1978年、Crypto)
  • De l'ombre à la lumière (1998年、Musea)
  • Progfest 2000 (2001年、Musea) ※ライブ
  • Vincent & MONA (2021年、Musea) ※Mona Lisa 2020名義

脚注

外部リンク

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