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ヤブラン属
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ヤブラン属(ヤブランぞく、学名:Liriope、漢字表記:薮蘭属)はキジカクシ科(APG植物分類体系)[1]の属の1つ[2]。旧分類ではユリ科に含められた。
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特徴
根茎は短い。葉は線形。花は花茎に穂状花序につき、花被片は6個で離生する。雄蕊は6個あり、花糸は太く糸状で、葯の先は円い。子房は上位で、3室あり、それぞれに2個の胚珠がある。種子は露出し、成熟すると球状で紫黒色になる[2]。
東アジアに数種、日本には3種ある[2]。
種
日本に分布する種
- ヤブラン Liriope muscari (Decne.) L.H.Bailey -日本の本州・四国・九州・琉球、朝鮮南部、中国(本土・台湾)に分布する。
- コヤブラン Liriope spicata Lour. -日本の本州(中部地方以西)・四国・九州・琉球、朝鮮、中国(本土・台湾)、インドシナに分布する。
- ヒメヤブラン Liriope minor (Maxim.) Makino -日本の北海道西南部・本州・四国・九州・琉球、朝鮮、中国、フィリピンに分布する。
その他の種
- ホソバヤブラン Liriope graminifolia (L.) Baker -中国からフィリピン北部に分布する。
- Liriope kansuensis (Batalin) C.H.Wright -中国に分布する。
- Liriope longipedicellata F.T.Wang & Tang -中国に分布する。
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脚注
参考文献
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