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ユメマクラガイ
マクラガイ科の巻貝の一種 ウィキペディアから
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ユメマクラガイ(Oliva sayana Revenel, 1834)はマクラガイ科の巻貝。O. litterata Lamarck はシノニム[1]。
米国ノースカロライナ州からメキシコ・ユカタン州にかけて分布。産地では普通種。サウスカロライナ州には多く生息し、同州の「州の貝」に指定されている[2]。潮間帯から水深130メートルの砂質干潟または砂底に生息[3][4]。
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形態
殻は全長30ミリから90ミリに達する、マクラガイ科の中では中型ないし大型の種である。蓋はない。細長い円筒形の殻は厚く、硬い。螺塔はやや高く、その先端は尖っている。縫合は深い溝状で、その下縁に沿って畝状の隆起がある。殻口は狭く、外唇は厚い。殻口の内部は薄い紫色。殻の表面は灰色またはクリーム色で、赤褐色の折れ線状の模様がある(英: lettered oliveの由来)ものが多いが個体差が大きい[4][3]。 フロリダ州沖で稀に黄金色の個体(O. citrina Johnson[1])が採れるが、収集家の人気を呼んでいる[3]。
生態
肉食性。日中は砂の中に潜み、夜間活動する[4]。
出典
参考文献
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