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ヨウコウ
アマギヨシノとカンヒザクラを交雑させた栽培品種 ウィキペディアから
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ヨウコウ (陽光、学名: Cerasus ‘Yoko’[1][2])は日本原産の交雑種のサクラで、愛媛県に在住していた高岡正明[注釈 1]がアマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)を交雑させて作出した栽培品種である。別名「陽光桜」。1981年(昭和56年)に種苗法により登録。
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由来と特徴
高岡正明は第2次世界大戦中に学校教員であったが、戦後、戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、環境適応能力が強いサクラを作出すべく、25年の試行錯誤の後に、寒さに強い日本のソメイヨシノに由来を持つアマギヨシノ[注釈 2]と台湾もしくは日本(参照)の暑さに強いカンヒザクラを交雑させて誕生させた[3][4][5][6]。
樹形は広卵状で、ソメイヨシノより早く咲き、花は一重で大輪、鮮やかなピンク色となるのが特徴。てんぐ巣病や病害虫に強い樹勢強健な種とされる[3][4][5][6]。
- 満開のヨウコウ
- 新宿御苑の散りかけのヨウコウ
- ヨウコウの花弁
関連作品
2013年(平成25年)、シンガーソングライターの茜沢ユメルが、ヨウコウの誕生秘話を後世に伝える音楽プロジェクトを開始した。 2015年(平成27年)2月に徳間ジャパンからシングル「Stay~さくらの花のように」(c/w「夢桜~あなたの希望になる~」)、2018年(平成30年)5月にシングル「風になって花と踊ろう」(c/w「さくら」「陽光桜~あの時の教え子たちへ」)をリリースしている[7]。 2017年(平成29年)12月、東京・豊洲で行われた第四回新人監督映画祭の招聘部門で、茜沢が初監督を務めたインディーズ作品「陽光の木の下で」が上映された。
2015年には笹野高史主演で、高岡正明がヨウコウを誕生させる物語を描いた映画「陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-」が公開された[8]。
脚注
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