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ヨーク・コミュニティ・スタジアム
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ヨーク・コミュニティ・スタジアム(York Community Stadium)は、イングランドのヨーク、ハンティントンにある多目的スタジアムである。鉄道会社ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ(LNER)による命名権により、LNER Community Stadiumともいう[1]。ヨーク市議会が所有し、サッカーのヨーク・シティFCと、13人制ラグビーリーグのYork RLFCが本拠地としている。スタジアムは8,500人収容。
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沿革
2008年5月、ヨーク市議会がスタジアムの建設計画を発表した[2]。2015年春に着工予定だったが[3]、予算確保などの問題が山積し、2017年からの着工となった。
2019年、スタジアムの命名権を鉄道会社ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ(LNER)に与え、スタジアム名を「LNER Community Stadium」とした。ワールドカップ開催の際には「York Community Stadium」と呼ぶ[1]。
幾度もの建設中断と工期延長、そして施工業者変更を経て、2020年12月に完成した[4]。
2021年2月16日、こけら落としとしてヨーク・シティFCとAFCフィルドが対戦し、フィルドが勝利した[5]。
2022年11月、新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため1年延期された、13人制ラグビーリーグワールドカップ2021の女子準決勝を含む8試合が行われた[6][7]。
2025年8月から9月にかけて、15人制ラグビーユニオンの女子ワールドカップ2025の試合会場として、6試合が行われる[8]。
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施設概要
スタジアム収容人数は8,500人。メインスタンドとなる東スタンドは3階建て。西スタンド、北スタンド、南スタンドとあわせ、4つのスタンドで構成する[9]。
天然芝を使用し、凍結防止対策が施されている[9]。
サッカーの試合の寸法は105×68メートルで、サイドに幅3メートルのランオフがあり、ゴールの後ろには幅6.5メートルのランオフがあり、FIFAの推奨条件を満たしている[9]。
ラグビーリーグの試合の寸法は100×68メートルで、インゴールエリアは6メートル、サイドとデッドボールラインの後ろには幅3メートルのランオフがある[9]。
スタジアムに隣接した施設として、25メートル6レーンのプール、バドミントンやバスケットボール用の屋内コート、ダンスとスピニングスタジオを備えたジム、アドベンチャースポーツゾーン、フットサル3面などがある[9]。さらに図書館など、ヨーク市住民向け施設がある[10]。
西スタンドには、ヨーク大学の学生による壁画があり、クリフォードの塔、ヨークの城壁、ヨーク大聖堂、ヨーク・シティFCの選手、York RLFCの選手、イギリス鉄道801形電車「AZUMA」が描かれている[11]。
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脚注
外部リンク
関連項目
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