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リアル・フォーク・ブルース (ハウリン・ウルフのアルバム)

ウィキペディアから

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『リアル・フォーク・ブルース』The Real Folk Blues)は、アメリカのブルース・ミュージシャンハウリン・ウルフによるコンピレーション・アルバムである。チェス・レコードより1965年にリリースされた[1]。本作には1956年から1965年にかけてシカゴで録音されたシングル曲が収録されている[2]

概要 『リアル・フォーク・ブルース』, ハウリン・ウルフ の コンピレーション・アルバム ...

評価

AllMusicのレビューでは、以下のように評価されている。

> 「1960年代半ば、チェス・レコードは自社の有力なブルース・アーティストたちの1940年代〜50年代のシングルを集めた《リアル・フォーク・ブルース》シリーズをリリースした。その中でもハウリン・ウルフ編は最も優れた一枚とされ、エレクトリック・ブルースの鬼才である彼の魅力を知るには最適な入門盤でもある。凶暴な“Killing Floor”で始まる本作は、収録曲の多くが他の編集盤では見かけないもので構成されており、新鮮味に富んでいる。」[1]

また、音楽誌『Select』でも1990年に紹介され、高い評価を受けた[3]

収録曲

特記ない限り、全曲チェスター・バーネット(ハウリン・ウルフ)作曲:

  1. "Killing Floor" – 2:48
  2. "Louise" – 2:42
  3. "Poor Boy" – 2:32
  4. "Sittin' on Top of the World" – 2:30
  5. "Nature" – 2:45
  6. "My Country Suga Mama" – 2:34
  7. "Tail Dragger"(ウィリー・ディクスン) – 2:56
  8. "Three Hundred Pounds of Joy"(ディクスン) – 2:59
  9. "The Natchez Burnin'" – 2:10
  10. "Built for Comfort"(ディクスン) – 2:30
  11. "Ooh Baby, Hold Me" – 2:35
  12. "Tell Me What I've Done" – 2:47

※録音日と場所: 1956年7月19日(9曲目) 1957年6月24日(5曲目) 1957年12月(3・4曲目) 1962年9月28日(7曲目) 1963年8月14日(8・10曲目) 1964年8月(1・2・6曲目) 1965年4月15日(11・12曲目)

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参加ミュージシャン

以下の演奏者一覧は、AllMusicのクレジット情報[4]に基づいている。

  • ハウリン・ウルフ – ボーカル、ハーモニカ、ギター
  • テナー・サックス:J.T.ブラウン(7, 8, 10)、アドルフ・“ビリー”・ダンカン(5)、アーノルド・ロジャーズ(1, 2, 6)、エディ・ショウ(11, 12)
  • バリトン・サックス:ドナルド・ハンキンズ(8, 10)
  • ピアノ:リー・エグルストン(11, 12)、リトル・ジョニー・ジョーンズ(1, 2, 6, 7)、ホセア・リー・ケナード(3–5, 9)、ラファイエット・リーク(8, 10)、オーティス・スパン(9)
  • ギター:バディ・ガイ(8, 10–12)、ウィリー・ジョンソン(5, 9)、オーティス・“ビッグ・スモーキー”・スモザーズ(5, 9)、ヒューバート・サムリン(1–4, 6–8, 10–12)
  • ベース:ジェローム・アーノルド(7, 8, 10)、ウィリー・ディクスン(5, 9)、アルフレッド・エルキンス(3, 4)、アンドリュー・パーマー(1, 2, 6)、アンドリュー・“ブルーブラッド”・マクマホン
  • ドラム:ジュニア・ブラックモン(1, 2, 6, 7)、アール・フィリップス(3–5, 9)、サム・レイ(8, 10–12)


出典

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