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リスとハリネズミ
北朝鮮のテレビアニメ ウィキペディアから
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リスとハリネズミ(英語: Squirrel and Hedgehog、朝鮮語: 다람이와 고슴도치)は、朝鮮民主主義人民共和国のテレビアニメ。SEKスタジオによって制作され、1977年から2012年にかけて朝鮮中央テレビで放送された[1]。
![]() | このページ名「リスとハリネズミ」は暫定的なものです。(2021年3月) |
戦争、銃撃、殺人、スパイ活動といった現代社会において邪道と捉えられる表現が多く含まれているが、北朝鮮では子供向けアニメである。
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登場人物と軍勢
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
- コトドンサン(꽃동산)
- クムセギ(금색이)
- シマリスの姿をした本作の主人公。コトドンサンの勧誘員、及びスパイ。弟のバムセギと共に、イタチ軍団、オオカミ軍団による攻撃からコトドンサンを守る軍人である。イタチ軍のムルマンチョとは特に敵対関係であるが、いつもクムセギが勝利するほどの実力者である。
- バムセギ(밤색이)
- シーズン2から登場。クムセギの弟。
- チュダラミ(줄다람이)
- クムセギの戦友。コトドンサンを狙うイタチ軍団、オオカミ軍団に対抗して戦う軍人。クムセギと共に、いつも勧誘とスパイ活動をしている。イタチ軍団を壊滅させるために、イタチ軍団の副官としてスパイ潜入し、大活躍を繰り広げた功績もある。
- ハリネズミの勧誘員 (고슴도치 정찰병)
- ハリネズミの軍人、及びスパイ。イタチ軍団の秘密兵器を破壊した後、自ら自決し、コトドンサンを脅威から救った功績を持つ。特にシリーズの前半で登場する。
- ウンドッチ(은도치)
- 戦死したハリネズミの勧誘員の弟。バムセギの戦友。
- ハリネズミ隊長(고슴도치 부대장)、リス隊長(다람이 부대장)
- モル博士(두더지 박사)
- シーズン2から登場するモルモットの姿をした博士。コトドンサンの地質学を研究しており、バムセギを助手に置いている。
- イタチ軍団(족제비 군단)
- イタチ大将(족제비 대장)
- イタチ軍の最高司令官。非常に狡猾で戦略的な人物として描かれている。コトドンサンを攻撃し、住民を奴隷にしようと企んでいるが、いつもスパイのクムセギに妨害され失敗する。シーズン1の26話では、自ら開発した毒キノコ爆弾を誤ってイタチ軍団に誤爆してしまい、空中で爆死してしまうエピソードがある。
- ムルマンチョ(물망초)
- イタチ大将の参謀。イタチ大将と共に、コトドンサンを征服しようとするが、イタチ軍団の敗北により失敗に終わった。しかしムルマンチョは粘り強く生き残り、拠点をオオカミ軍団に移し、コトドンサンを攻撃し続ける。特に優れた能力はないが、本人の粘り強い根性と狡猾な性格、しつこい攻撃も相まって、クムセギらをいつも苦しめている。視力はとても悪く、メガネがなければ手元もまともに見えないほど弱点が多い。ムルマンチョ(물망초)という名前は、北朝鮮においてメガネをかけた者に対する侮蔑の意味として用いられる。後にクムセギとの戦いでしっぽを失ってしまった。
- ウェギパリ(외귀팔이)
- 耳のないネズミ。ムルマンチョの手下。上辺だけはムルマンチョに従順なふりをするが、実は大きく反感を持っている。
- ムルサジョ(물사조)
- ムルマンチョの手下。14話で爆死する。
- 黒イタチ(검은 족제비)
- フェレット博士(흰 족제비 박사)
- オオカミ軍団(승냥이 군단)
- オオカミ大将(승냥이 대장)
- シーズン2から登場するオオカミ軍団の最高司令官。キツネ将校、イタチ補佐官と共に、コトドンサンの征服を企んでいる。
- キツネ将校(여우 장교)
- オオカミ大将の副官であり、秘書でもある。2020年頃には、セクシーな見た目、声、仕草などがアメリカのファンに評価され、「Lt. Fox Vixen」の愛称で様々なファンアートが描かれるほどの人気を博した。
- イタチ補佐官(족제비 보좌관)
- イタチ軍団出身、イタチ大将の弟である。オオカミ大将の補佐官を務める。イタチ軍団が壊滅した時は、オオカミ軍団に派遣されていたため生き延びることができた。
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声優
- クムセギ:不明(エピソード1、2~4)→ウォン・ジョンソク(エピソード5~31)→ホ・ギョンフイ(エピソード32)
- チュダラミ:不明(エピソード4)→キム・テリョン(エピソード10~13、17)→ウォン・ジョンソク(エピソード14、15)→リム・ボクフイ(エピソード19~)
- バムセギ:リム・アンヨン
- ハリネズミの勧誘員:不明(エピソード1~4)→クォンニョンジュ
- ウンドッチ:チェ・ヒョンハ
- モル博士:キム・タエホング
- イタチ大將:キム・タエホング
- ムルマンチョ:不明(エピソード7~11)→キム・テリョン(エピソード6、12~26)→ウォン・ジョンソク(エピソード27)→リム・ボクフイ(エピソード28~)
- Oegwipali:クォンニョンジュ(エピソード8~26)→イ・ウンジュ(エピソード27)
- フェレット博士:キム・タエホング
- オオカミ大將/ケオテオ大將:不明(エピソード27、28)→キム・ヨンチョル(エピソード31~)
- イタチ助手:キム・テホン(第27話)→ソン・ヨンチョル(第31話~)
- キツネ将校/中尉、キツネスパイ員:リム・ウンヨン
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エピソード
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評価
北朝鮮国外の批評家によれば、リスとハリネズミが北朝鮮人、ネズミが韓国人、イタチが日本人、オオカミがアメリカ人として表現されているのではないかと推測されている[2]。 国家間の関係をなぞらえて表現しているという主張もある。しかしこのような寓意的な表現は作中で明らかにされる事はなく、SEKスタジオ側も「そのような解釈は真実ではない」と否定した。このアニメの真の目的は、子供たちに愛、友情、愛国心を教育するために作成したものだと主張している[3]。しかしSEKスタジオの内部のスタッフからは、「イタチ、ネズミ、オオカミは外国の侵略者(帝国主義者)を象徴している」という声もある[4]。
関連項目
脚注
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