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ルイーゼ・ライナー
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ルイーゼ・ライナー(Luise Rainer、1910年1月12日 - 2014年12月30日)は、ドイツの女優。
来歴
デュッセルドルフにてユダヤ人の両親の間に生まれる[1][2]。ウィーンに移り、1928年に舞台女優としてキャリアを始める。1930年代初期に3つのドイツ映画に出演後、25歳の時にアメリカ合衆国に移住。
1935年にMGMと契約し[3]、グレタ・ガルボの対抗馬として売り出された。
1936年公開の『巨星ジーグフェルド』と翌1937年公開の『大地』(パール・S・バック原作)で2年連続してアカデミー主演女優賞を受賞(第9回[4]、第10回[5])。2年連続でアカデミー賞の演技部門を受賞した最初の人物となる。また、ユダヤ系ドイツ人女優として、実在の人物を演じての受賞者は彼女が最初である。しかし、フランス人歌手役であった『巨星ジーグフェルド』、ドイツ訛りのひどい『大地』と2年連続しての受賞は「オスカー史の謎」とされている。アカデミー会員が、対抗馬の女優たちの受賞を嫌がったためとも言われるが、真相ははっきりしない。ライナー本人も連続受賞の重責から姿を消し、一時は消息不明となっている。ルエラ・パーソンズはそんなライナーを「オスカーの呪い(オスカー・カース)」と呼んだ。
私生活では二度結婚しており、子供が一人いる。晩年はヴィヴィアン・リーが所有していたロンドンのアパートで暮らしていた[6]。
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれている。
1998年開催の第70回アカデミー賞授賞式と2003年開催の第75回アカデミー賞授賞式(日本映画『千と千尋の神隠し』がアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した年)に出席し、過去のオスカー受賞者として舞台に登場した。
2011年9月5日、ドイツの首都ベルリンにある「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」のドイツ版「Boulevard der Stars(スター通り)」に彼女の名前が刻まれた星形のプレートが設置され、101歳の彼女も車椅子だが設置式典に出席し、健在ぶりをアピールした[7][8]。
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主な出演作品
参照
外部リンク
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