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ロス棚氷

南極の棚氷 ウィキペディアから

ロス棚氷
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ロス棚氷(ロスたなごおり、Ross Ice Shelf)は、南極にある棚氷ロス海の南部を覆っている。南極にある棚氷としては最大の面積を持つ。

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ロス棚氷
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ロス棚氷

地理

位置・広がり

太平洋の方向にあるロス海の南部を覆う棚氷である。南極にある棚氷としては最大の面積を持ち、約487,000平方キロメートルと、フランス本土とほぼ同等となっている。氷の厚さは200メートル以上におよび、ロス海に対し約600kmの長さで接している。

海岸

ロス棚氷周辺の海岸は、地理的に以下のように区分されている(西から東への順)。

さらに見る 地域, 西限 ...

地形・地勢

ロス棚氷内には以下の島がある。

氷棚北東部にあるクジラ湾は上陸に適した湾で、多くの探検家がこの地に上陸した。

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歴史

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ロス海・ロス棚氷の地図(アムンセンスコットによる1911-1912年の南極点到達ルートが記されている)。内側に引かれた緯線が南緯80度線。

ロス海・ロス棚氷の名称は、1841年にこの地域を探検したジェイムズ・クラーク・ロスにちなんで付けられた。

ロバート・スコットロアール・アムンセンは探検経路として、当地域を通過している。

1912年、日本の白瀬矗はクジラ湾に上陸して南極点を目指したが、南緯80度05分 西経156度37分まで達して断念した。白瀬はその周辺を大和雪原と命名したが、この場所はロス棚氷上である。

脚注

関連項目

外部リンク

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