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ロバート・レコード

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ロバート・レコード
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ロバート・レコード(Robert Recorde、1512年ごろ – 1558年)は、ウェールズの物理学者、数学者。1557年に等号(=)を考案し、英語話者に対し既に存在していた加号(+)を紹介した[1]

概要 Robert Recorde, 生誕 ...

経歴

1512年ごろ(1510年とする資料もある[2])、ウェールズペンブルックシャー、TenbyでThomasとRoseの二男として生まれる[1]。1525年ごろにオックスフォード大学に入学し、1531年にオール・ソウル・カレッジのフェローに選出された。職業としては医学を選択し、1545年に医学博士を取得するためにケンブリッジ大学へ行った。その後はオックスフォード大学へ戻り、ケンブリッジ大学へ行く前と同じように数学を教授した。そののちは、ロンドンへ行きエドワード6世メアリー1世の医師を務めたようであり、彼らに対し自らが書いた本のいくつかを献呈している。王立造幣局の監査役でもあり、アイルランドで"Comptroller of Mines and Monies"(「鉱山と貨幣の監査官」)を務めていた[3]。政敵に名誉棄損で訴えられたのちに借金で逮捕され、1558年6月中旬までにサザークキングス・ベンチ刑務所英語版で死去した。

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出版物

=が使われた最初の方程式。現在の書き方では14x+15=71に相当する。
Thumb
レコードによる"="の導入

主に教師と学生の間の対話という形で、数学および医学の主題に関するいくつかの著作を発表した。

著者が不明である本のいくつかが、レコードのものであるとされている。

Cosmographiae isagoge, De Arte faciendi Horologium and De Usu Globorum et de Statu temporum.[7]

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関連項目

脚注

参考文献

外部リンク

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