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ロント (SI接頭語)
10⁻²⁷を表すSI接頭辞 ウィキペディアから
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ロント(ronto、記号:r)とは、国際単位系(SI)におけるSI接頭語の一つで、基礎となる単位の10-27倍(0.000 000 000 000 000 000 000 000 001 倍、千𥝱分の一)の量であることを示す[1]。
ロントの追加は、2022年11月18日の第27回国際度量衡総会で承認された[1]。新たなSI接頭語の制定を推進したイギリス国立物理学研究所のリチャード・ブラウンは、量子科学や素粒子物理学で極小の物体を測定する際に用いることができるとしている[1]。記号の「r」は、SI接頭語で使われておらず、間違いが起きにくい[注釈 1]ことを考慮して制定された[2]。
ロントは、ギリシア語で9を意味する「ἐννέα」(ennéa)に由来する。これは、10-27が、1000-9だからである[要出典]。
アップクォークの重さは約2ロントグラム、ダウンクォークの重さは約5ロントグラムである[3][4]。また、Wボソンの平均寿命は約315ロント秒、Zボソンの平均寿命は約263ロント秒である[3]。
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脚注
関連項目
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