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ローズ・ヒル (マンハッタン)

ニューヨークの地名 ウィキペディアから

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ローズ・ヒル (Rose Hill) は、ニューヨーク市マンハッタン地区である[1]。この地区は、北にマーリー・ヒル、南にグラマシー[2]、東にキップス・ベイ、南西にフラットアイアン・ディストリクト (en) そして北西にノマド (en) と隣接する。ローズ・ヒルの名前は主に18世紀と19世紀に使われていたが、21世紀にはあまり使用されることがなくなっている。このため、現在ではノマドの一部であると認識されることもある[3]。この地区は、マンハッタン・コミュニティ・ボード56にまたがっている。

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レキシントン・アベニュー沿い25丁目と26丁目の間に建つ69連隊武器庫

歴史

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218 東25丁目

ローズ・ヒルの名前は、1747年11月にニューヨーク植民地議会の議員であったHon. John Watts (1715–1789) がジェームズ・デランシー (en) から買い取った農園に付けられた[4][5]。これはイースト川からおおよそ現在のパーク・アベニューと21丁目から30丁目の間に広がる130エーカー (0.53 km2)の土地であった。彼の父、Robert Wattsはエディンバラ近郊の"Rose Hill"出身であったため、農園の名はこれを記念して付けられた。1775年に、この農園は息子のJohn Watts (1749—1836)に相続された[6]

この農園内の母屋はアメリカ独立戦争中の1779年にイギリス軍によって焼き払われた。また、ローズ・ヒル農園の一部は1780年代に売却された。1786年、Nicholas Crugerは"144ポンド"でこの農園の北一帯(現在の29丁目から30丁目と2番街から3番街のあたり)の不動産を買い取った[7]。1790年、ローズ・ヒル農園のすべての資産が売りに出された[8]

1811年委員会計画によって、この一帯にも碁盤目状の街路を整備することが決定され、この土地は分割された。

1831年、かつてのローズ・ヒル農園の南西の区画にはグラマシー・パークが建設された。

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ランドマーク

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金色に光るニューヨークライフビルの夜景
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ニューヨーク州上訴裁判所庁舎

カリー・ヒル

レキシントン・アベニュー沿いの25丁目から30丁目の間は、多くのインディアン・レストランやスパイス・ショップが並ぶため、カリー・ヒル (Curry Hill) と呼ばれている[9]

交通

ニューヨーク市地下鉄

ブロードウェイ沿いにはBMTブロードウェイ線23丁目駅 (en) および28丁目駅 (en)(N Q R W 系統の列車)が、パーク・アベニュー・サウス沿いにはIRTレキシントン・アベニュー線23丁目駅 (en) および28丁目駅4 6 <6> 系統の列車)が位置している。

ニューヨーク市バス

パーク・アベニューマディソン・アベニュー沿いに北行きのM1, M2, M3路線が、5番街沿いに南行きのM5路線が走っている。また、3番街レキシントン・アベニュー沿いには北および南行きM101, M102, M103路線が、1番街2番街沿いには北および南行きのM15, M15 SBS路線が走っている。23丁目沿いにはクロスタウン・トラフィックM23路線が走っている。

脚注

外部リンク

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