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ワイルドでいこう!

ステッペンウルフの楽曲・シングル ウィキペディアから

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ワイルドでいこう!」(原題: Born to Be Wild)は、マーズ・ボンファイヤーが書き、ステッペンウルフ1968年にリリースした歌。この曲は、映画『イージー・ライダー』の冒頭で主人公らがバイクで疾走するシーンに使われ、その後も大衆文化およびカウンターカルチャーバイク乗りの姿や態度に言及する際、しばしば引き合いに出される。またヘヴィメタルの嚆矢と言われることもあり、2番の歌詞にある heavy metal thunder(重金属の雷鳴)はロック音楽[5]におけるこのフレーズの初出にあたる[6]

概要 「ワイルドでいこう!」, ステッペンウルフ の シングル ...
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制作

マーズ・ボンファイヤーはこの曲をバラードとして書いた[7]。ボンファイヤーは以前は、ステッペンウルフの前身であるザ・スパロウズ英語版のメンバーであり、彼の弟はステッペンウルフのドラマーだった。ボンファイヤーは当初、この曲を他のバンド(例えば The Human Expression[8])に提供したが、テンポを速めアレンジし直したバージョンはステッペンウルフが最初に録音した。『オールミュージック』誌のハル・ホロヴィッツはこの曲を「パワフルなリフを効かせたロックの轟くような賛歌」「ラジオから流れる不朽の名曲であり、60年代の騒然とした社会運動の一面でもあり、それが直ちにステッペンウルフのサウンドを特徴づけ、日夜流れるAMラジオでオンエアされる機会を与えた」と評した[7]

リリースと評価

この曲はステッペンウルフの3枚目のシングル曲であり、1968年のデビューアルバム『ステッペンウルフ』からシングルカットされた。そしてこれはこのバンド最大のヒット曲となり、Billboard Hot 100 で2位まで昇った。首位は、ラスカルズの「自由への讃歌」に阻まれた[9]。2004年に『ローリング・ストーン』誌は、この曲を「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」の129位に選んだ[10]。同じく2004年に、アメリカ映画のヒット曲を調査した AFI の「アメリカ映画主題歌ベスト100」では29位につけた。2009年にこの曲は、VH1 の歴代ベストハードロック曲ランキングで53位になった[11]。2018年にこの曲は、ロックの殿堂においてシングルの新しいカテゴリに加えられた[12]

チャート

週間チャート

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年間チャート

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カバー

概要 「Born to Be Wild」, キム・ワイルド の シングル ...

1985年にオーストラリアのバンド・ローズ・タトゥー英語版がこの曲をカバーし、同国で25位につけた[29]。2002年にキム・ワイルドがこの曲をカバーしてアルバム未収録曲としてリリースし、ドイツで84位[30]、スイスで71位につけた[31]。2002年には Tanja Dexters がこの曲をカバーし、ベルギーで21位につけた[32]。この曲をカバーした他のアーティストとしては、ザ・ベンチャーズヒンダー[33]エタ・ジェイムス[34]リンク・レイ[34]スレイド[35]ザ・カルト[36]INXS[34]オジー・オズボーンミス・ピギー[37]ブルース・スプリングスティーン[34]スレイヤー[38]ブルー・オイスター・カルト[34]ステイタス・クォー[34]ファンファーレ・チョカルリア[39]クロークス[40]ウィルソン・ピケット[34]ラ・レンガ英語版[41]ジェス・グリーンバーグ英語版[42]レイヴンウド・ダークシュナイダーがある。

チャート

ローズ・タトゥー版

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キム・ワイルド版

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Tanja Dexters 版

さらに見る チャート(2002年), 最高位 ...
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脚注

外部リンク

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