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ワーズギア

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ワーズギアWords Gear)は、ワーズギア株式会社が2006年12月に発売した電子書籍リーダーである。2004年2月に発売されたシグマブック(ΣBook)の後継機に当たる[3]

概要 発売日, 標準価格 ...

沿革

端末の発売に先駆けて、松下電器産業、東京放送(TBS)、角川グループの角川モバイルの3社により、電子書籍事業の新会社「ワーズギア株式会社」が2006年10月2日に設立された[4]。資本金は2億3750万円で、出資比率は、松下が49.9%、角川モバイルが42.1%、TBSが8.0%である[5]

ワーズギアは2006年10月3日 - 10月7日にかけて幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2006で参考展示され[6][7]、12月20日に発売されることが発表された[2]

2008年3月に生産を終了[8]。初年度の出荷台数は1万台を見込んでいたが、約2400台しか売れなかったという[8]。PC向け電子書籍配信サービス「ΣBookJp」および「最強☆読書生活(PC版)」も同年9月30日に終了することが発表された[3]

ワーズギア株式会社はその後、角川モバイルの子会社となり、2009年10月1日、角川モバイルは株式会社ムービーゲート、 株式会社角川インキュベーションと合併し角川コンテンツゲートとなり[9]、2011年1月1日、ワーズギア株式会社は角川コンテンツゲートに吸収合併された[10]

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仕様

ディスプレイは5.6インチ、1024×600ドット(211ppi)のカラーTFT液晶を採用した[2]。操作はグリップ部にあるタッチセンサーを用いる[2]電子書籍は「最強☆読書生活」というサイトで配信されWindows PCでアクセスし、SDメモリーカードへ転送する形をとった[1]。著作権保護機能としてSD-ePublishに対応[1]。ファームウェアのアップデートによりXMDF.booktxt形式のファイルにも対応した[1]

脚注

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