トップQs
タイムライン
チャット
視点

ンブシー

野菜等を蒸し煮する沖縄料理 ウィキペディアから

ンブシー
Remove ads

ンブシーは、水分の多い野菜等の食材を蒸し煮する沖縄料理の調理方法、及び、その調理方法で作った料理。チャンプルーイリチーと並び、沖縄料理の3大調理法のひとつとされる[1]ウブシーウブサーンブサーなどとも呼ばれ、表記は一定しない[2][3]

Thumb
ナーベラーンブシー

元来は、水分を多く含む食材を、水を加えずに食材の水分で蒸し煮する調理法で、豚肉又はランチョンミート(方言名:ポーク)と豆腐を加えて、味噌で味付けすることが多い。また、近年はだし汁を加えることも一般に行われている[4][5][6][7]。代表的なものは、ヘチマ(方言名:ナーベラー)の未熟果を使ったナーベラーンブシーである[5]

沖縄方言(首里方言)では、「蒸す」を「ンブシュン」といい[8][9]、「ンブシー」には「蒸したもの」という意味がある。つまり、「ンブシー」という語自体には味噌煮という意味合いはなく、醤油味や塩味のンブシーもある[2]。なお、沸騰させた湯の上にセイロを載せて蒸す調理法は、沖縄では「アガラス」(蒸し上げるの意)と表現され、この製法で作られる蒸しパンは「アガラサー」と呼ばれる[10]

Remove ads

種類

  • ナーベラーンブシー
  • シブインブシー - トウガン(方言名:シブイ)のンブシー[7][11]
  • ゴーヤーンブシー - ゴーヤーのンブシー[2][7]
  • チブルウブサー - ユウガオの実(方言名:チブル)のンブシー[7]
  • ンスナバーンブシー - フダンソウ(方言名:ンスナバー)のンブシー[2][1]
  • パパイヤンブシー - パパイヤの未熟果のンブシー[2]
  • グンボーンブシー - ゴボウ(方言名:グンボー)のンブシー[2]
  • 豆腐ンブサー[12]

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads