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ブリヤート文字

20世紀前半にバイカル湖付近(現在のブリヤート共和国周辺)でブリヤート語を表記するのに使われた文字 ウィキペディアから

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ブリヤート文字(ブリヤートもじ、ブリヤート語: вагиндрын үзэглэлロシア語: бурятское письмо英語: Buryat alphabet)は、20世紀前半にバイカル湖付近(現在のブリヤート共和国周辺)でブリヤート語を表記するのに使われた文字である。ワキンダラー文字ロシア語: Вагиндра英語: Vaghintara script, Vagindra Script)とも。

概要 ブリヤート文字, 類型: ...
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概要

トド文字を参考にしてブリヤート語特有の口蓋化子音のz、摩擦音のz、そして咽頭音のh、長母音を表す記号などを表す文字が作られた。また、ブリヤート語の他に、ロシア語の音を写す文字も含まれている。

歴史

1905年チベット仏教であるアグワン・ドルジェフによって発明された[1]1906年5月、啓蒙活動家ジャムツァラノーを中心としてブリヤート人教師や民族教育活動家によって結成された同盟「ブリヤート民族の旗」はこの文字による教育を決め、モンゴル文字を高学年の授業科目として教えることを決めた[2]。その後、1929年に廃止され、変転があったが、現在では完全にキリル文字に取って代られた[1]

脚注

参考文献

関連項目

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