トップQs
タイムライン
チャット
視点

ヴァランセ条約

ウィキペディアから

ヴァランセ条約
Remove ads

ヴァランセ条約(ヴァランセじょうやく、英語: Treaty of Valençay)は1813年12月11日、フランス外相シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール所有のヴァランセ城英語版で、フランス第一帝政代表アントワーヌ=ルネ・マチュランスペイン王国代表ホセ・ミゲル・デ・カルバハル=バルガス英語版の間で署名された条約。平和条約の予備として、1808年以降ヴァランセで囚われていたフェルナンド7世の復位と僭称者ジョセフ・ボナパルトの退位が定められた。

Thumb
ヴァランセ城英語版

停戦の条項も含まれたが、相互不信から履行されなかった。ナポレオンはフェルナンド7世から「アーサー・ウェルズリーがスペインを対フランス戦の基地として使う場合、スペイン軍はイギリスとポルトガルと戦う」という秘密条項を引き出した[1]が、カディス・コルテス英語版はフェルナンド7世がマドリードに無事到着した直後にヴァランセ条約の無効を宣言した[1]半島戦争第六次対仏大同盟でナポレオンが敗北するまで続いた。

Remove ads

脚注

参考文献

関連項目

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads