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ヴォルフスアンゲル
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ヴォルフスアンゲル(Wolfsangel、ドイツ語発音: [ˈvɔlfsˌʔaŋəl])は、ドイツで使われていた狩猟道具、それをもとにした紋章。

2つの金属部品と鎖で構成される。片側に餌を付けてオオカミが飛びつかないと食べられない高さに設置するオオカミ狩り用の罠である。初期には魔法の力が宿っていると信じられていたが、15世紀にドイツの王子とその傭兵の抑圧に対する農民反乱の紋章として採用された後、自由と独立の象徴になった[2]。
近代には、ナチ党の最初のシンボルとなり[3]、第二次世界大戦中、紋章とその要素は第2SS装甲師団や第34SS義勇擲弾兵師団など、様々なナチス・ドイツの部隊によって記章として使用された[3]。
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紋章の例
- カッツヴァイラーの紋章
- フォン・ビーデンフェルト家の紋章
ナチスのシンボルとして
第2SS装甲師団 (1939–1945)、第4SS警察装甲擲弾兵師団 (1939–1945)、第34SS義勇擲弾兵師団 (1943–1945)、オランダ国家社会主義運動 (1931–1936)のシンボル。
ナチス・ドイツでは、ヴォルフスアンゲルは次の組織によって使用された。
第二次世界大戦後

同様の紋章がウクライナ社会民族党[4][5][6]、社会民族会議[7]とアゾフ大隊によって使用された[8][9][10][11]。グループのメンバーは、この紋章は「Ідея Нації」(ウクライナ語で「国民思想」の略)というスローガンを表しており、ナチズムとの繋がりはないと主張している[12]。
2020年には、Z世代のTikTokユーザーが腕に「ジェネレーションƵ」のシンボルを付け「私たちの世代の団結のシンボルとしてだけでなく、反逆のサインとしても」使うという短いトレンドがあった。トレンドの創始者は、シンボルとヴォルフスアンゲルが似ていることに気付き、後にそれを撤回した[13]。
関連項目
参考文献
出典
外部リンク
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