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一噌幸弘
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一噌 幸弘(いっそう ゆきひろ)は、日本の能楽笛方(能管奏者)、作曲家。能楽一噌流に属し、伝統的な能の笛を現代音楽や即興演奏、異分野とのコラボレーションに活かす活動で知られる。重要無形文化財総合指定保持者[1]。東京都練馬区大泉出身[2]。
経歴
9歳で初舞台を踏み、父で能管奏者の一噌幸政に師事して能管を学ぶ[3]。1991年からは自主コンサート「ヲヒヤリ」を主宰し、能楽堂を舞台に現代的要素を取り入れた公演を続けている[3]。2012年からは自身のプロデュースによる「能楽堂へ行こう」シリーズを開始し、能の新しい魅力を伝える活動を行っている[4]。
主な活動
- 2006年:東京フィルハーモニー交響楽団(指揮:金聖響)と共演し、自作の組曲『笛ファンタジア』(編曲:山田武彦)およびバッハ《管弦楽組曲第2番 BWV1067》を演奏。能管の新たな可能性を示したコンサートとして注目された[3]。
- 2023年:銕仙会能楽研修所にて舞踊作品《12拍子の三番叟》を披露[5]。
- 2025年:フラメンコギタリスト沖仁との公演「能楽×フラメンコ」に出演し、能笛・リコーダー・田楽笛による即興演奏を行った[6]。
受賞歴
- 第24回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 コンサート・パフォーマンス部門(読売日本交響楽団との共演による、2011年)[7]
- 日本文化藝術財団「創造する伝統賞」(第2回、2010年)[1]
- 重要無形文化財総合指定保持者[1]
脚注
外部リンク
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