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万松院
長崎県対馬市にある寺院 ウィキペディアから
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万松院(ばんしょういん)は、長崎県対馬市厳原町にある、天台宗の寺院。
歴史



1615年(元和元年)、対馬府中藩第2代藩主の宗義成が、初代藩主である宗義智の追善供養のため、宗氏の居館である金石屋形(金石城)の西側に建立した。創建当初は臨済宗寺院で松音寺と号したが、1622年(元和8年)、宗義智の法号に因んで万松院と改めた。1635年(寛永12年)、慈性大僧正の勧めにより、臨済宗から天台宗に改宗する。正保4年(1647年)、山麓を切り拓いて現在の寺地に移った[1]。
1691年(元禄4年)と1726年(享保11年)に火災に遭い、当初の建物は山門を残すのみである。
対馬府中藩宗氏の菩提寺であり、歴代藩主の墓所は、国の史跡に指定。境内の大スギは樹齢1200年といわれ、長崎県指定天然記念物となっている。
文化財
史跡(国指定)
- 対馬藩主宗家墓所
長崎県指定天然記念物
- 万松院の大スギ
対馬市指定有形文化財
- 万松院の三具足
- 万松院の金銅観音菩薩半跏像
- 万松院の絹本著色宗義智公肖像画
- 万松院の絹本著色徳川家康公肖像画
- 万松院の絹本著色宗義成公肖像画
- 万松院の宗義眞公肖像画
交通アクセス
- 厳原港から徒歩15分。
脚注
参考文献
外部リンク
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