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三池淵楽団

北朝鮮の楽団 ウィキペディアから

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三池淵楽団(サムジヨンがくだん)(正式名称:万寿台芸術団三池淵楽団、朝鮮語:만수대예술단 삼지연악단)は、朝鮮民主主義人民共和国の楽団である。

概要 三池淵楽団, 出身地 ...
概要 三池淵楽団, 各種表記 ...

概要

朝鮮民主主義人民共和国の楽団として2009年1月に創立された。通常は万寿台芸術団三池楽団と呼ばれる。朝鮮新報の報道によると、強盛大国を建設する人民の志向と要求に合った音楽 、人々が音楽を聴きながら笑って涙も流すことができるよう、大衆と呼吸することを知っている音楽を作成するように」との金正日総書記の音楽普及、大衆化の指示に基づいて結成されたものとされる。ある種のポップスオーケストラ性格を持っている。

2018年平昌オリンピックでは、三池淵楽団を中心とした三池淵管弦楽団が韓国に派遣され、2018年2月8日に現地で特別公演を行った[1][2]

楽団員

全体的に平壌音楽大学の卒業生が多く、平均年齢は20代前半の若い楽団。女性団員が多く見られ、特にバイオリンパートでは、「イケメン」楽団として報道になるほどの美貌の楽団員がいる。団長兼指揮者は、功勲俳優リ・スネであり、時には舞台正面からバイオリン独奏をする傍、指揮をする姿もみられる。

2015年3月25日、労働新聞はリ・スネ楽団長へのインタビューを掲載したが、この記事ではリ・スネは万寿台芸術団の出身であることが明らかになった。創立初期には万寿台芸術団所属のキム・イルジンが団長に抜擢されており、2011年1月の公演では尹伊桑管弦楽団の指揮者キム・ホユンがしばらく三池淵楽団の指揮者として活動したことがあった。その後リ・スネが団長兼指揮者として2014年に、2015年の二度にわたって北朝鮮メディアで確認されており、最近の楽団再編成後にはキム・ホユンが指揮者として活動するようになった。

主要な楽団員

  • リ・スネ(리순애) - ヴァイオリン、楽団長、指揮者
  • キム・ホユン(金浩允、김호윤) 指揮者。尹伊桑管弦楽団から移籍。
  • ウ・ヘヨン(우혜영) - ヴァイオリン。2016年11月16日の公演で首席ヴァイオリン奏者として出演したと見られる。
  • ソヌ・ヒャンヒ(선우향희) - ヴァイオリン - 現在、牡丹峰楽団所属。
  • ホン・スギョン(홍수경) - ヴァイオリン - 現在、牡丹峰楽団所属。
  • キム・ヒャンスン(김향순) - バヤン - 牡丹峰楽団を経て現在、功勲国家合唱団所属。

主な公演

2009年

2010年

  • 2月7日(東平壌大劇場)
  • 8月15日(東平壌大劇場)
    • 祖国解放65周年に際して万寿台芸術団三池楽団とロシア名俳優団の合同音楽会。

2011年

  • 1月1日(人民文化宮殿)
    • 新年祝賀公演。翌年7月に牡丹峰楽団が創立され、牡丹峰楽団の楽団長そして、第1バイオリンで活動することになるソンウヒャンをこのステージで見ることができた。指揮は功勲芸術家キムホユン。
  • 3月8日(東平壌大劇場)
    • ロシアの21世紀管弦楽団との合同公演

2012年

2013年

  • 1月2日(人民文化宮殿)
    • 人工衛星の打ち上げ成功に寄与した科学者、技術者、労働者のための祝賀公演。
  • 2月(東平壌大劇場)
  • 12月24日(東平壌大劇場)

2014年

  • 1月1日(東平壌大劇場)
    • 新年祝賀音楽会
  • 9月28日〜30日(綾羅人民遊園地)
    • 野外公演。
  • 12月30日(東平壌大劇場)

2015年

2016年

2017年

2.8ビナロン連合企業所興南肥料連合企業所東興山銀河布工場でも祝賀公演をした。

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三池淵管弦楽団

2018年平昌冬季五輪に派遣された三池淵管弦楽団は、万寿台芸術団三池淵楽団を中心とし、母体の万寿台芸術団牡丹峰楽団青峰楽団功勲国家合唱団などの芸術人(演奏家・歌手など)から選抜されたメンバーで構成された。

脚注

出典

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