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三菱・2G10

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三菱・2G10
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三菱・2G10三菱自動車工業(当初は三菱重工業)によって製造されていた同社の軽自動車用の水冷2ストローク直列2気筒ガソリンエンジン

概要 生産拠点, 製造期間 ...

概要

鋳鉄製のシリンダーブロッククランクケースを持つ水冷エンジンで、空冷ME24型エンジンを更新(または補完)すべく開発された[1]1968年(昭和43年)に同社の初代ミニカ(後期型・LA23)に搭載されたのが最初[2]で、のちに同社のミニカスキッパーや2代目ミニキャブトラック(後期型)などにも搭載され、さらに黄色ナンバーへの変わり目を経て長期にわたって生産され続けた。

ME24型から名前が大きく変わったのは、1967年(昭和42年)に三菱車内のエンジン命名規則が変更された為である。2G12気筒ガソリンエンジン1系列目を示し、2G100は系列の一番はじめに開発されたエンジンである事を示している。なお、2G10型はハイフンと数字を形式名の後に付ける(一例として2G10-5など)事で、様々なバリエーションが存在した事を示していた。

2G10型は公式にはペットネームは存在しなかったが、搭載車種毎にエアクリーナーボックスに異なる色が塗られており、これによりレッドエンジンゴールドエンジンという渾名で呼ばれていた[注釈 1]

後継は1972年(昭和47年)9月登場の2G10型の4ストローク版、2G2系シリーズ。4ストロークへの移行は自動車排出ガス規制の強化を見据えたもので、軽自動車におけるミツビシクリーンエアシステム(MCA)の決定打と位置付けられていた。しかし、1976年(昭和51年)1月に軽自動車の規格が550 ccに拡大されるまで、廉価グレード向けのエンジンとして2G10型は製造され続けた。

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性能諸元

さらに見る エンジン形式, 排気量 ...
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搭載車種

  • 1968年 - 1969年 三菱・ミニカ LA23型
  • 1969年 - 1976年 ミニカ A101/101V型
  • 1971年 - 1972年 三菱・ミニカスキッパー A101型
  • 1972年 - 1976年 三菱・ミニキャブW T131型

脚注

関連項目

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