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可視光線
電磁波の一種 ウィキペディアから
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定義
可視光線は不可視である紫外線や赤外線を含まない[3]。可視か否かは眼に届く放射束量や観測者の感度に依存するため、波長の厳密な上下限は存在しない。一般には 360 ~ 400 nm のどこかを下限、760 ~ 830 nm のどこかを上限に(用途に合わせて)設定する[4][注 1]。
色との関係
太陽光は様々な波長の可視光線を含んでおり、光は白に近い色に見える。プリズムなどを用いて、可視光線をその波長によって分離してみると、それぞれの波長の可視光線が、ヒトの目には異なった色を持った光として認識されることがわかる。各波長の可視光線の色は、日本語では波長の短い側から順に、 紫、 青、 水色、 緑、 黄、 橙、 赤で、俗に七色といわれるが、これは連続的な移り変わりであり、文化によって分類の仕方は異なる(虹の色数を参照のこと)。波長ごとに色が順に移り変わること、あるいはその色の並ぶ様を、スペクトルと呼ぶ。また、1つの波長のみを含む色はスペクトル色と呼ばれる。
色刺激
可視光線は物理的存在であり、ヒトがそれを見るか否かに関わらず実在する。他方で、この可視光線がヒトの目に入ると色感覚を惹起する刺激として機能する[6]。この観点に着目した、感覚刺激としての可視光線を色刺激という。色刺激という語は測色の分野で広く用いられる。
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生成
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もちろん、太陽光をスペクトル分解するとその多くは可視光線である。ただし、スペクトル分解では現在の技術において観測できない周波数域(γ線よりもさらに、また極めて短い波長であるプランク周波数1.8549×1043 Hzや、発見に至っていないそれ以遠の周波数の可能性)も否定できない。
ヒトへの影響
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進化とは一般的な進化論において、遺伝子の(突然)変異によってもたらされた個体の特性(とその他の特性の組み合わせ)が、その環境下において、結果として最も有利となり、生殖により子孫へと引き継がれ、種として変容・存続して行くことを指しており、太陽光の可視光線が進化を促しているとは言えない。
ただし興味深いのは、遺伝子の変異を促す要因として太陽からの放射線も一因として考えられており、遺伝子の変異の観点からは環境が進化を促しているとも言える。
可視光線は、通常はヒトの体に害はないが、例えば核爆発などの強い可視光線が目に入ると網膜の火傷の危険性がある。太陽の光を直接見ても同様である。
ヒト以外の動物における可視光線
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可視光線という区分は、あくまでヒトの視覚を主体とした分類である。紫外線領域の視覚を持つ動物は多数ある(一部の昆虫類や鳥類など)。
関連する別の概念
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可視光線に対し、赤外線と紫外線を指して、不可視光線(ふかしこうせん)と呼ぶ場合もある。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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