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世界三大宗教

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世界三大宗教(せかいさんだいしゅうきょう)とは、仏教キリスト教イスラム教の三つを指す言葉である。単に「三大宗教」ともいう。地理的、民族的な壁を越えて世界中に広まり社会や文化に大きな影響を与えている宗教である[1]

信者数は、キリスト教が20億人、イスラム教が16億人、仏教が4億人程度とされる。ヒンドゥー教の方が11億人[要出典]程度なので仏教よりも多く、信者数だけならキリスト教、イスラム教、そしてヒンドゥー教が世界三大宗教になるはずだが、ヒンドゥー教が三大宗教に入らない理由として、民族宗教であることが考えられる。

また、これにユダヤ教、ヒンドゥー教を加え、世界五大宗教[2]とする場合もある。ちなみに、 イスラエルエルサレムは、世界三大宗教のうちキリスト教、イスラム教の聖地に加えてユダヤ教の聖地でもある。

三大宗教のそれぞれが成立した歴史的な順序は仏教→キリスト教→イスラム教となっている。

五大宗教の成立した歴史的な順序はユダヤ教→ヒンドゥー教→仏教→キリスト教→イスラム教であり、ユダヤ教が最も古い[3][4][5]

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仏教

  • 発祥地:インド(紀元前5〜6世紀、釈迦が悟りを開いた地)
  • 広まり
    • 南方へ:スリランカ → 東南アジア(タイ・ミャンマー・カンボジアなど)
    • 北方へ:中央アジア → 中国 → 朝鮮半島 → 日本
  • 特徴:商人や僧侶の交流、シルクロードを通じて広がった。地域ごとに「上座部仏教」「大乗仏教」などに分かれた。

キリスト教

  • 発祥地:ユダヤ地方(現在のイスラエル周辺、1世紀)
  • 広まり
    • 初期:ローマ帝国全域(ヨーロッパ)
    • 中世以降:ヨーロッパからアメリカ大陸へ(大航海時代)
    • 近代:アフリカ・アジアへ宣教師活動で拡大
  • 特徴:ローマ帝国の国教となったことで急速に広まり、植民地支配とともに世界各地へ伝播した。

イスラム教

  • 発祥地:アラビア半島(メッカ、7世紀)
  • 広まり
    • 中東全域 → 北アフリカ → スペイン(ヨーロッパ南部)
    • 東方へ:中央アジア → インド → 東南アジア(インドネシアなど)
  • 特徴:軍事的征服と商業ネットワークを通じて急速に拡大。イスラム帝国の成立が後押しした。

脚注

関連項目

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