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中国の宰相

中国の王朝で君主を補佐した最高位の官職。 ウィキペディアから

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宰相(さいしょう)は歴代中国の王朝で君主を補佐した最高位の官職。およびその通称。

中国の宰相は歴代王朝によって呼称が異なる。詳細は下表を参照。

さらに見る 王朝, 宰相 ...

表を見れば中国の中央行政機関が六官三公三省内閣軍機処、と移り変わっていくのが分かる。特に三公の丞相(秦、漢代)は権限が強く、まさに宰相の名に相応しい。三公が有名無実化したのちの三省では尚書省が最も重要で、『周礼』の天、地、春、夏、秋、冬の六官に淵源をもつ吏、戸、礼、兵、刑、工の6官庁(=六部)を総覧した。

尚書省の長を尚書令といい[2]、副官を僕射(ぼくや)といった。代、太宗が尚書令に就いてからは空席となり、左右僕射が尚書省の実質的長官となった[3]。また各部の長官は尚書と呼ばれた。僕射はのちに丞相と改称され、尚書のうち文官の人事を統括する吏部尚書は冢宰(ちょうさい)と呼ばれた。尚書省の制は元代に廃止されるが、六部は中書省に属し、明代に中書省が廃されてのちは皇帝直属として清末まで続いた。

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脚注

関連項目

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