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乾坤弓

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乾坤弓(けんこんきゅう)は、中国の神怪小説『封神演義』に登場する上古の神器。黄帝蚩尤討伐に用いた弓で、後に陳塘関の鎮関の宝として伝承された。

概要

  • 起源:黄帝が泰山の南の烏号の柘・燕牛の角・荊麋の弭・河魚の膠を材料に製作[1]
  • 機能:専用の震天箭(3本)と組み合わせて使用。射たれた矢は対象に命中するまで飛び続ける「必中属性」を持つ[1]
  • 霊力:黄帝の血脈を持つ者のみが使用可能とされ、哪吒がこれを継承[2]

来歴

  1. 上古時代:黄帝が蚩尤軍を撃破した際、「三箭で敵陣を崩壊させた」と伝わる[1]
  2. 商朝:陳塘関総兵・李靖が保管。城楼に安置され「千年間誰も引き絞れず」とされた[1]
  3. 哪吒の事件:修行中の哪吒が試し撃ちし、震天箭が千里外の碧雲童子を誤射。これが石磯娘娘との抗争の発端となる[1]

特徴

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登場作品

  • 封神演義』(第12-13回)[1]
  • アニメ『哪吒鬧海』(1979年・中国)
  • 小説『西遊記』関連解釈書(天蓬元帥の副武器説)[4]

関連項目

脚注

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