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電子増倍管

真空管 ウィキペディアから

電子増倍管
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電子増倍管(でんしぞうばいかん、: Electron multiplier tube、EM管)とは、二次電子放出英語版と呼ばれる現象を利用して、入射した電荷を増加させる構造の真空管の事である[1]

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連続ダイノード型電子増倍管

原理

入射された荷電粒子(イオン、電子)を酸化ベリリウムなどの二次電子放出材料でコーティングされたダイノードに衝突させる事で、衝突した箇所から2個以上の二次電子の放出を繰り返させ、増幅された電子を陽極で電流として検出する。

ダイノードの種類による分類
ディスクリート・ダイノード型
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光電子増倍管の図(光電効果によって放出された電子をディスクリート・ダイノード型の電子増倍管で増幅し、陽極で検出している)
連続ダイノード型(チャンネル型エレクトロンマルチプライヤー:CEM)
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連続ダイノード型電子増倍管
抵抗をもったダイノードによって作られた連続ダイノード型の図

用途

用途の一例

出典

関連項目

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