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仲泊遺跡

沖縄県の遺跡 ウィキペディアから

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仲泊遺跡(なかどまりいせき)は、沖縄県国頭郡恩納村にある沖縄先史時代の遺跡である。

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仲泊遺跡入口付近

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仲泊遺跡
仲泊遺跡

概要

岩陰を利用した住居跡と貝塚が残り、沖縄先史時代前期(紀元前約1500年前)頃利用されていたものとされる。沖縄県に残る同様の遺跡としては、最大級の規模で保存されている。 同じ場所に、近世に利用されていた「比屋根坂石畳道」も残っている(文部科学省歴史の道)。この「比屋根坂石畳」、第2~5貝塚、第1洞穴の6つの遺跡をあわせたものが仲泊遺跡である[1]

沿革

  • 1954年に第一貝塚を、1959年に第二貝塚を、多和田真淳(たわだしんじゅん)が発見[2]
  • 1973年沖縄開発庁(現内閣府)による国道58号の道路拡張工事の際、当時の沖縄県文化課職員によって、第三貝塚が発見される。道路拡張工事で破壊されそうになったが保存運動が起こり、遺跡が保護されることになった[3][2]
  • 1975年4月7日 - 国の史跡に指定される[3]

構成

石畳道

仲泊遺跡の石畳道は、首里城を起点とし、地方を結ぶ国頭方西海道の一部となっている。 幅は1.5メートルから3メートルに及ぶ。現存する道の総延長は、約174メートル。別名、比屋根坂(ひやごんびら)と呼ばれている[3][2]

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仲泊遺跡 第三貝塚前の石畳道

第三貝塚

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第三貝塚の入り口

1973年の国道58号線の拡張工事の際に発見された[2]。発掘前は風葬墓であり、人骨や石棺、陶棺などが運び出されている[4]

出典

参考文献

関連項目

外部リンク

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