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伊福部昭のモチーフによる讃

日本の管弦楽曲集 ウィキペディアから

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伊福部昭のモチーフによる讃』(いふくべあきらのモチーフによるさん)は、作曲家伊福部昭のために1988年に作曲された管弦楽曲集で、9人の弟子たちによる9曲からなる。『伊福部昭・讃 : 9人の弟子達がそれぞれ贈る[1]、『9人の門弟が贈る<伊福部昭のモチーフによる「讃」>』[2]などとも表記される。

作曲の経緯

伊福部昭は1987年、勲三等瑞宝章を受章した[2]。これを讃える祝賀演奏会が1988年2月27日にサントリーホールで開催され、伊福部の弟子9人が師を讃える管弦楽曲をそれぞれ作曲し、献呈した[3]。初演プログラムには、9人の作曲家によるそれぞれの曲の解説が掲載されている[2]

構成

9曲のタイトルと作曲者は次の通り[1][注釈 1]

編成

全曲に共通の編成は、フルートオーボエクラリネットファゴットホルン2、トランペットティンパニピアノ、弦5部。原田作品には2番ピアノが任意で加わり、三木作品にはフルートの代わりにピッコロが、また打楽器に当り鉦が加わる[4]

初演

1988年2月27日、サントリーホール小ホールにて、石井眞木指揮、新星日本交響楽団有志[3]

楽譜

自筆スコアの複製が東京音楽大学付属図書館に所蔵されている[1]

脚注

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