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佐賀電気軌道
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佐賀電気軌道(さがでんききどう)は、かつて佐賀県佐賀市から佐賀郡川上村(現在の佐賀市大和町)及び同郡東川副村諸富津(現在の佐賀市諸富町諸富津)の間を結ぶ路線を有していた軌道運営会社。馬力と蒸気力を動力とした軌道を経営していたが、一部は電化されて路面電車になった。
路線データ
廃線時
運行概要
川上線
1934年12月1日改正当時 - 日中ほぼ16分間隔(佐賀駅 - 神野停留場間は国鉄列車に接続してバス運行)
沿革
佐賀 - 諸富を結んでいた(旧)佐賀軌道と、佐賀 - 川上を結んでいた川上軌道が合併して成立した。
佐賀馬車鉄道→(旧)佐賀軌道
川上軌道
(新)佐賀軌道→佐賀電気軌道
停留場一覧
川上軌道→川上線
- 佐賀駅 - 神野停留場 - 堀江通停留場 - 三ッ溝停留場 - 上佐賀駅停留場 - 館橋停留場(やかたばし) - 高木瀬停留場(たかきせ) - 三本松停留場 - 福田停留場 - 尼寺停留場(にいじ) - 肥前春日停留場 - 久池井停留場(くちい) - 惣座停留場 - 肥前川上停留場
- 廃線時
- 神野停留場 - 上佐賀駅停留場 - 高木瀬停留場 - 三本松停留場 - 肥前朝日停留場 - 肥前川上停留場
輸送・収支実績
- 鉄道院鉄道統計資料、鉄道省鉄道統計資料、鉄道統計資料、鉄道統計各年度版
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車両
諸富線
開業にあたって、東京馬車鉄道が電化に際して不要となった車両を譲り受けている。合併時点での車両数は客車15両、貨車6両。
川上線
電化にあたり汽車製造より木造単車(定員50人)6両を購入している。また、1935年に鹿本鉄道よりガソリンカージハ2を譲り受ける認可を得ている。この電車の購入に関与したのは、汽車製造の代理店奥村商会の奥村競であった。奥村は先に札幌郊外電気軌道に汽車製造の電車を売り込み次いで社長となり、さらにガソリンカーを貸付け法外な使用料をとっていた[12]。その奥村が佐賀電気軌道においてもガソリンカー導入時の社長[13]となる。
脚注
参考文献
関連文献
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