トップQs
タイムライン
チャット
視点

修業立志編

ウィキペディアから

Remove ads

修業立志編』(しゅぎょうりっしへん/しゅうぎょうりっしへん)は、福澤諭吉の著書のひとつ。『時事新報』に掲載された、福澤の演説や論説、エッセイから成る。全42編。『福澤全集』未収録の単行本である。

概要 『修業立志編』(しゅぎょうりっしへん) (しゅうぎょうりっしへん), 著者 ...

成立

1898年明治31年)5月から慶應義塾慶應幼稚舎、普通部、大学部の一貫教育を始めた。その時に、在学生向けの教科書として編纂された本である。編纂者は菅学応[1]。同年4月16日時事新報社から発行された[2][3]1936年昭和11年)3月20日に改版が出版された[4][5]。改版では、本文に句読点が施され、総ルビになった。

内容

表紙に、「福澤先生著」「修業立志編 全」「時事新報社發行」と記されている[6]。内容は、『時事新報』に掲載された、福澤の17編の演説と24編の論説、および1編のエッセイとから成る[7]

全42編の中で、以下の9編が『福澤諭吉全集』(岩波書店)未収録である。

  1. 獨立の精神
  2. 一身獨立して主義議論の獨立を見る可し1891年明治24年)7月28日掲載)
  3. 人生の快樂何れの邊に在りや
  4. 活溌なる樂を樂む可し1897年(明治30年)7月31日掲載)
  5. 禮儀作法は忽にす可らず
  6. 忠孝論1889年(明治22年)2月4日掲載、「ボーストン 某生」(日原昌造)執筆)[8][9]
  7. 衛生の進歩
  8. 心養
  9. 英國の學風

残りの33編の中で、『時事新報』社説の32編が『福澤諭吉全集』第8巻から第16巻に分けて収録され、エッセイの1編が『福澤諭吉全集』第6巻「福翁百話」304頁に収録されている[10][11][12]

Remove ads

内容一覧

要約
視点

以下に収録された内容の一覧を掲げる。「番号」は論説の通し番号、「タイトル」は論説の題名と原題、「種類」は内容の種別、「掲載年月日」は最初に掲載された日付、「修業立志編頁」は論説の最初のページ、「大正版所収」は大正版『福澤全集』に所収された論説の巻数と最初のページ数、「昭和版所収」は昭和版『続福澤全集』に所収された論説の巻数と最初のページ数、「現行版所収」は現行版『福澤諭吉全集』に所収された論説の巻数と最初のページ数を示す。データは慶應義塾 (2010)慶應義塾 (2015)平山 (2004a)平山 (2008)平山 (2015)および国立国会図書館デジタルコレクション収録の『修業立志編』目次情報を使用して作成した。

さらに見る 番号, タイトル ...
Remove ads

脚注

書誌情報

参考文献

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads