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免疫シナプス
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免疫学において、免疫シナプス(めんえきシナプス、英: immunological synapse、immune synapse)とは抗原提示細胞又は標的細胞とリンパ球(エフェクターT細胞又はナチュラルキラー細胞)との接触領域に構築されるリング状構造である[1]。
構造及び機能
免疫シナプスはsupramolecular activation cluster(SMAC)としても知られる[2]。SMACは同心円状構造を呈し、それぞれのリングは特定のタンパク質クラスターから構成されている。
- central-SMAC (c-SMAC)は免疫シナプスの中心部で各種抗原レセプター(CD2、CD4、CD8、CD28)及びキナーゼ(protein kinase C theta type[3]、Lck (lymphocyte-specific protein tyrosine kinase)、Fyn[4])などから構成される。
- peripheral-SMAC (p-SMAC)は免疫シナプスの辺縁部でリンパ球機能関連抗原1(LFA-1) 及びタリン(細胞骨格タンパク質)から構成される[2]。
- distal-SMAC (d-SMAC)は免疫シナプスの遠位部でCD43及びCD45分子に富む[5]。
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脚注
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