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全国白バイ安全運転競技大会
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全国白バイ安全運転競技大会(ぜんこくしろバイあんぜんうんてんきょうぎたいかい)は、全国の各都道府県警察及び皇宮警察から選抜された白バイ乗務員らによる交通事故の防止、殉職者の抑制、安全運転技能の向上、士気の高揚及び全国交通機動隊員の融和団結を目的とした競技大会である。
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概要
1969年より警察庁主催にて行われ、第1回大会は6月6日から7日にかけて三重県の鈴鹿サーキットで開催された。一般財団法人全日本交通安全協会主催で2017年に第50回大会で開催が一旦終了した一般人のみが参加できる二輪車安全運転全国大会とは兄弟大会であり、こちらが先輩格である。1993年からは毎年10月初旬に、茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センター安全運転中央研修所を会場に、基本的に毎年10月最初の土日で開催が予定されている。継続して大会が運営されてきたが「2011年」平成23年第43回大会は、東日本大震災のため初めて中止され、第43回大会は平成24年大会となった。
競技種目はバランス走行、トライアル走行操縦、不整地走行操縦(モトクロス)、傾斜走行操縦(スラローム走行)に別けられる。女性は傾斜走行競技のみ出場する。バランス走行と傾斜走行には交通取締業務に使用する通常の白バイが使用され、過去にはCBX750PやVFR750Pが使用されていたが第38回大会よりVFR800Pが使用され、第44回大会2013年からCB1300Pが使用されている。トライアルと走行と不整地走行には専用の競技車両が使用され、かつてはTLM220Rが用いられていたが、2010年からXR230から保安部品を外した車両が使用されている。
本部に所属する警察官の定数により第一部と第二部にクラスが分けられ、第一部都道府県「警視庁・茨城・埼玉・千葉・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡」は3名の選手での合計点数により団体成績が決定する。他都道府県は2名の選手での合計点数により団体成績が決定する。各競技種目ごと減点方式により合計点数で、一部・二部都道府県別々に優勝が決定する。各種目別については上位3名、個人成績については、全出場者で合計点数の高い者が優勝し、上位10名まで表彰される。
広報イベントとして各種白バイや関東周辺の高速道路交通警察隊のパトカー展示会なども開催されている。その他、県によっては覆面パトカーで来るため、全国の覆面パトカーを見ることもできる。見学入場については無料であり駐車場も完備されている。
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大会記録
要約
視点
団体第1部(警視庁・茨城・埼玉・千葉・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡)で、第2部はそれ以外に皇宮警察を加えたものである。なお団体第2部は第5回大会から設立された。
- 第42回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて静岡県警 佐野淳子選手が1000点満点
- 第43回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて警視庁 髙橋幸江選手が1000点満点
- 第46回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて愛知県警 﨑久保 千鶴選手が1000点満点
- 第47回大会 トライアル走行操縦競技※悪天候のため中止
- 第48回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて警視庁 中前まどか選手が1000点満点
- 第50回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて愛知県警 岩出志帆選手が1000点満点
- 第51回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて警視庁 小池敦子選手が1000点満点
- 第52回大会 バランス走行操縦競技(男性)にて神奈川県警 山本愛規選手が1000点満点
- 第52回大会 不整地走行操縦競技(男性)にて警視庁 片桐涼太選手が1000点満点
- 第52回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて神奈川県警 坂元昭子選手が1000点満点
- 第53回大会 バランス走行操縦競技(男性)にて福岡県警 石原敬斗選手・大久保智史選手が1000点満点
- 第53回大会 トライアル走行操縦競技の部にて警視庁 直江悠生選手が1000点満点
- 第53回大会 不整地走行操縦競技の部にて栃木県警 萩原慎也選手が1000点満点
- 第53回大会 傾斜走行操縦競技(男性)にて福岡県警 大久保智史選手が1000点満点
- 第53回大会 傾斜走行操縦競技(女性)にて神奈川県警 小俣あやめ選手が1000点満点
- 第54回大会 不整地走行操縦競技の部にて茨城県警 飯村勇紀選手が1000点満点
※ 2011年、2019年は諸事情により中止
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脚注
参考文献
関連項目
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