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六甲丸 (初代)

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六甲丸 (初代)
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六甲丸(ろっこうまる)は、関西汽船が運航していたフェリー。本項目では1969年に就航した初代を取り扱う。

概要 六甲丸(初代), 基本情報 ...
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概要

1969年11月、ジャンボフェリーの運行開始にあたって、同型船の生駒丸 (初代)とともに就航した。就航当時、日本最大級の双胴船であった。

1973年5月19日四国中央フェリーボートせとうち播磨灘を航行中、機関室火災を起こして沈没した。付近を航行中だった本船は救援に駆けつけ、総員退船した乗員乗客を救助した[1]

1990年六甲丸 (2代)生駒丸 (2代)の就航により、生駒丸(初代)とともに引退した。

その後、海外売船され、タイKING CRUISERとして就航したが、1997年5月4日プーケット沖のアンダマン海サンゴ礁に衝突して沈没、乗客約800名は全員救助された。沈没地点は、アネモネリーフと呼ばれるダイビングスポットで、現在は沈船となった本船もダイビングスポットとなっている。

就航航路

阪神高松ジャンボフェリー

加藤汽船との共同運航で、本船と同型船の生駒丸 (初代)、加藤汽船のりつりん (初代)こんぴら (初代)の4隻で1日10便、航海時間4時間10分で運航していた。
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設計

竣工時、主機は1,600PSのディーゼル機関4基だったが、出力がやや過小で延着対策のため、1978年に2,500PS×4基に換装された。

脚注

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