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刀根早生
日本の奈良県天理市発祥の渋柿の品種 ウィキペディアから
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刀根早生(とねわせ)は、奈良県天理市発祥の渋柿の品種である。
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概要
平核無柿の枝変わりで、普通の平核無柿より10~15日ほど早く実をつけ、9月半ばから10月半ばにかけて収穫できる早生の優良品種である。奈良県下をはじめ全国の産地に普及し、早生柿の主力となっている[1]。
歴史
奈良県天理市萱生町の刀根淑民によって育成された。刀根の農園で、1959年(昭和34年)に伊勢湾台風で折れた平核無柿の樹の枝を、その根元から顔を出した若木に接ぎ木して育成したところ、他の枝より早く実がなる枝が偶然見つかった。県立農事試験場の協力により、その枝が突然変異の新品種であることが判明し、1980年に「刀根早生」として品種登録された[2]。
特徴
栽培
奈良県から日本各地に広がり、栽培されている。2010年(平成22年)の栽培面積および生産量は、和歌山県が全国1位で、全国の半分を生産する。次いで奈良県、新潟県となっている[3]。
脚注
関連項目
外部リンク
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