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初加勢
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初加勢(はつかぜ)は、大日本帝国の皇室ヨット[1]。 日本のレジャーボートとしては初期のものの1隻[1]。 加勢は風の古い用法で、 初風は「その季節に初めに吹く風」の意味[5]。
1902年(明治35年)、三菱造船所(後の三菱重工業長崎造船所)への行幸記念として岩崎久弥から当時の皇太子(後の大正天皇)に贈られた2檣蒸気船[1]。 内装は日本の美術品を用いていた[1]。
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船歴
長崎の三菱造船所で建造。1901年(明治34年)5月10日起工[6]。船番141[6]。翌年10月4日進水。同月25日に竣工。[要出典]翌月に宮内省から海軍に移管、雑役船「初加勢」とされた。または、1903年10月4日に進水し、同年11月26日に竣工[6]。
1905年(明治38年)の観艦式には皇室ヨットとして使用された。
1921年(大正10年)からは高松宮が海軍兵学校で使用した。
1945年(昭和20年)の敗戦により米軍が接収し、「ドロシー」と改名された。 1949年(昭和24年)に日本に返還され[1]、| 志摩航運に売却。「初風」と改名され観光船となった。この時、機関を蒸気機関からディーゼルに換装している。 1950年(昭和25年)3月18日に鳥羽沿岸で座礁し、船体放棄された[1]。
脚注
参考文献
関連項目
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