力をユークリッドベクトルもしくは
の要素としてモデル化する。最初の仮定は2つの力の合力が実際には別の力であるというものである。すなわち、任意の2つの力
に対して、
が存在する。
最後の仮定は2つの力の合力が回転しても変化しないことである。
を任意の回転(
である
の通常のベクトル空間構造の任意の直交写像)とすると、任意の力
に対し
は

を満たす。2つの力
と
は垂直で、
の長さを
、
の長さを
、および
の長さを
と仮定する。
および
として、
を
と
の間の回転とすると
である。回転が不変の下では

を得る。同様に、さらに2つの力
を考える。
を
から
への回転とすると
であり、これにより
となる。

これら2つの方程式より

を得る。
と
はどちらも
に沿っているため、長さ
は
に等しく、

である。このことは
が長さ
を持ち、これは
の長さであることを示している。したがって、
と
が垂直である場合、
である。ここで、2つの補助の力を組み合わせるとき、
の結合性を用いた。以下の証明にもこの追加の仮定を使用する[3]
[4]。