トップQs
タイムライン
チャット
視点
千葉県がんセンター
ウィキペディアから
Remove ads
千葉県がんセンター(ちばけんがんセンター)は、千葉県千葉市中央区にある千葉県が運営する医療機関兼研究所。がん診療連携拠点病院に指定されており、がん(悪性腫瘍)対策の千葉県における中枢的役割を果たしている。
Remove ads
構成・活動
センターには診療科・部門と、研究所がある。両者の連携により、高度な診断治療を行っている。また、国立がん研究センターなどとコンピュータネットワークによるがん診療支援システムで診断治療レベルの向上を図っている。
診療科・部門は、各臓器などがんの発生部位や診断・治療方法別に分けられている。漢方医学や精神腫瘍学、 緩和ケア、リハビリテーションにも対応する[1]。
研究組織は、創薬や発がん制御[2]、血液中の微量な物質の分析による早期発見手法の開発などに取り組んでいる。有料の血液検査は2019年開始を目指している[3]。
沿革
- 1972年(昭和47年)11月 - 千葉県がんセンターとして開設。
- 1991年(平成3年)2月 - 増築・改修工事竣工。
- 2003年(平成15年)4月 - 緩和医療センター開棟。
- 2008年(平成20年) - 2008年から2014年(平成26年)の間に、腹腔鏡を使ってすい臓や肝臓などの手術を受けたがん患者11人が、手術後、短期間で死亡した問題で、第三者検証委員会が適切としたのは1例だけで、残る10例は不適切、不十分な点があったと指摘された[4]。
- 2015年(平成27年)4月 - 「都道府県がん診療連携拠点病院」指定更新されず。[5]
- 2018年(平成30年)4月 - 「都道府県がん診療連携拠点病院」再指定を受ける。[6]
診療科
病床数
- 総病床数:450床
- 一般病床:358床
- HCU:16床
- 非密封線源病床:3床
- 無菌病床:20床
- 緩和ケア病棟:53床
医療事故
2008年から2014年2月までに腹腔鏡を使って肝臓やすい臓などの手術を受けた患者11人が相次いで死亡した問題を調査してきた第三者検証委員会が報告書を公表し、難しい手術を腹腔鏡を使って行ったことなど、11人のうち10人の手術で問題点が指摘された[7]。
また、2015年5月1日、前述患者への施術も含む手術計9件について保険適用外でありながら、あたかも保険適用の手術を行ったと見せかけて診療報酬請求する事案が発覚し、厚生労働省関東信越厚生局から戒告処分を受けた。
交通アクセス
関連項目
- がんセンター
- 千葉県がん患者大集合
- ファイト!小児がんプロジェクト
- 千葉県救急医療センター
- 千葉県精神科医療センター
- 千葉県こども病院
- 千葉県循環器病センター
- 千葉県立佐原病院
- 千葉県がんセンター腹腔鏡手術死亡問題
- 神奈川県立がんセンター(臨床研究所が千葉県がんセンター研究所と共同研究を行っている)
- 千葉県がんセンターを内部告発したわけ医療維新
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads