トップQs
タイムライン
チャット
視点
国鉄タキ150形貨車
ウィキペディアから
Remove ads
国鉄タキ150形貨車(こくてつタキ150がたかしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車(タンク車)である。
Remove ads
概要
本形式は、コールタール専用の35t 積タンク車として1963年(昭和38年)12月14日 に、1ロット1両(タキ150)が新潟鐵工所にて製作された。
本形式の他にコールタールを専用種別とする形式は、他に例がなく唯一の存在であった。
落成時の所有者は、東日本タール製品工業所で、常備駅は横浜線の橋本駅であった。その後1964年(昭和39年)4月30日に日本トレーディングへ、1965年(昭和40年)3月8日に関東タール製品へと名義変更された。同時に常備駅が鶴見線の鶴見川口駅へ移動している。
タンク体は普通鋼(一般構造用圧延鋼材 SS41、現在のSS400)製であり、保温のためにタンク体の外周に厚さ50mmのグラスウールと薄鋼板製の外板が装備されている。荷役方式はタンク上部の液入管からの上入れ、液出管による下出し方式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は12,300mm、全幅は2,488mm、全高は3,845mm、台車中心間距離は8,200mm、実容積は29.6m3、自重は18.7t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
Remove ads
参考文献
- 吉岡心平「プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)」2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads